テレビ番組の裏側
テレビ番組、特に民放のテレビというのは、スポンサーからの広告収入で成り立っています。そんなことは皆さん良くご存知でしょう。だって、番組の合間にCMが流れますからね。
スポンサーはテレビCMを流してもらうためだけにテレビ局にお金を払っているわけではありません。テレビCMはスポンサー企業の広告宣伝であることは皆さん良く知っていますが、番組そのものもまた、スポンサー企業のために作られているのです。
言い方を変えれば、テレビ番組というものは、スポンサーのために作られていて、スポンサーの意向で内容が決まるということ。テレビというのはCMの時だけスポンサーの広告宣伝を行っているのではなく、番組そのものもまた、スポンサーのためのものなのです。
これは民放であればすべての番組に例外なく当てはまります。公正中立に放送されているように見えるニュース番組でさえ、スポンサーの意向を無視することはできなのです。最近ではニュース番組にコメンテーターと呼ばれる人が付随していることが定着していますけど、コメンテーターのコメントこそ、スポンサーの意向を代弁するものなのです。
僕が著書を出版した際、TBSとテレビ朝日からテレビ番組の出演依頼が来ました。その出演交渉の中で「砂糖の害について話したい」と申し出ると、途端に出演の話は無くなりました。テレビで砂糖の害について話すことはダメなようです。特に砂糖を一切断つことで、潰瘍性大腸炎が完治したなんて、絶対にテレビで言ってはいけないのです。
テレビ局は視聴者のための番組なんて作りませんし、作る気もありません。タダで視れるものに多くを期待する方が間違っています。ならNHKはどうか。NHKは民間のスポンサーからお金をもらっているのではなく、視聴者からの受信料で成り立っています。
なら受信料を払っている視聴者のための番組を作っているのかというとそうではなく、受信料を徴収する権利を持っている人のために番組を作っています。そう、国ですよね。だから国営放送なのですね。
結局NHKも民放も、視聴者のための番組なんて作りません。それを分かっていてテレビを視るのなら、それなりに良いかもしれません。しかし残念ながら、テレビはそれを視ているうちに、テレビの情報を無条件に受け入れ、常識と考えてしまいます。それがテレビの怖いところですね。
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テレビの人間でしたが、スポンサーは番組内容に口を出す権限はなかったですね。そこは不可侵。ただ、スポンサーは番組内容や視聴率により、スポンサーになるならないを決めるので、制作局側がスポンサーに「忖度」するのは日常茶飯事でした。
でも、やっぱり視聴率が良いとスポンサーがすぐつくし、スポンサー料も上がるので、視聴率が釘付けになる番組作りしか考えてないかな。
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