実際にコンビニ弁当工場で働いた人…食べ物に関してはもはや「買ってない」に等しいのです。皆はCMや見た目のイメージを買っているのであって、実は食べ物を買っているのではない。

大阪にいる間の生活費を稼ぐ為に日雇いの派遣アルバイトをしているのですが、この前行った先がなんとコンビニ弁当の工場。(笑)まあ何事も経験、勉強だという事で、興味本意で引き受けました。行ってみて思ったのは、これは間違いなく「奴隷の食べ物だ」という事です。

工場に着くと、先ず入り口入ってすぐの所で全身にコロコロローラーをかけます。(以後、一度使用したコロコロローラーは汚れの程度に関わらず毎回破ります)その後事務所で作業着、作業帽(ビニールに入っている。クリーニング済)を受け取り、着替えを済ませたら衛生管理エリアへ。ここで再度全身にコロコロローラーをかけた後、衛生係の問診を受け、爪のチェック、そして作業着を着た状態で唯一露出している眉毛の所にシールをぺたぺたして眉毛の脱落防止をする。そこでビニールのエプロンと腕カバー、作業靴を貰って、ようやく先に進みます。

工場エリアの手前まで来たら手を洗います。手順と洗浄時間が決められていて、石鹸は2種類使用する、つまり2回洗う。手をジェットタオルで乾燥させたら次に使い捨てゴム手袋をはめ、なんとこのゴム手袋の上からアルコールスプレーをかけて消毒して、やっと工場内に入ります。

工場内に入ると、なんと今度は先程アルコール消毒したゴム手袋を次亜塩素酸ナトリウム水溶液に浸して再度消毒し、なんとその上に違う色のゴム手袋をもう一枚はめます。そうしてやっと作業場まで行くことが出来ます。工場内は秘密基地みたいに、何重もの自動扉で細かく区切られています。

作業です。その日はビビンバ丼とカレーを作りました。ゆっくりと回るベルトコンベアがあり、その周囲をぐるっと沢山の人と器、具材が囲みます。機械がちょうど良い量のご飯を出してくれますので、それを器に入れる係の人、機械にご飯を補充する人、器に入ったご飯をキレイに押し込む人、その上にもやしを計って乗せる人、菜っぱを乗せる人、肉を乗せる人、乗せたもやしを綺麗に整える人、菜っぱを綺麗に整える人、肉を綺麗に整える人、整えた具の真ん中に指で穴を開けてコチュジャンを乗せる人、器の汚れを拭く人、蓋をしてラックに納める人、無くなった具材を補充する人、全体を管理サポートしながら出来た製品を移動する人、全部見れた訳じゃないですが大体そんな体制だったと思います。具材やご飯はでかいバットやビニール袋(ゴミ袋みたいなもの)に入っています。

管理者の人から指示が飛びます。僕が聞こえたのは、「コチュジャンをもっと真ん中に入れてくれ」とか「具材の下のプラスチックが見えないようにしてくれ」とか「もっと綺麗に整えてくれ」という事でした。特に僕はコチュジャンの係りだったので「もっと真ん中を意識してくれ」は何回も言われました。(笑)でも、「手を洗ってくれ」とは言われましたけど「よくゆすいでくれ」とは全く言われなかったですし、「ゴム手袋とか具材を入れてるビニール袋は引っ付きや静電気防止の為の剥離剤が使われてるから、本当はあんまり良くないね」とかは全く言われなかったです。(笑)

昼食に工場エリアを出る時は、あれだけ消毒しまくった二枚重ねのゴム手袋を捨て、昼食を終えると再度コロコロローラーを全身にかけ、二回手洗い、ゴム手袋、アルコール消毒、次亜塩素酸ナトリウム消毒、ゴム手袋二枚目をはめて戻ります。午後はカレーを作りました。似たような工程です。僕はゴミ袋みたいなビニール袋に入ったカレールー(の様なもの)を機械に片っ端から補充する係でした。

お分かりでしょうか。コンビニに行く人達が「一体何にお金を払っているのか」が。皆きっと「食べ物を買っている」と思っていますが、実際は全くそうではない事がお分かり頂けると思います。皆が買っているのは、実際は

コロコロローラーであり、
作業着の毎日のクリーニングであり、
使い捨てのビニールのエプロンや二枚重ねのゴム手袋であり、
二回手洗いの石鹸であり、
消毒用アルコールと次亜塩素酸ナトリウム水溶液であり、
具材を包むゴミ袋であり、
衛生管理係の人件費であり、
ご飯や具材を綺麗に整える係の人件費であり、
「真ん中に乗せてくれ」という人の人件費であり、
パッケージ代であり、
配送費であり、
企業のCM料であって、

食べ物に関してはもはや「買ってない」に等しいのです。皆はCMや見た目のイメージを買っているのであって、実は食べ物を買っているのではないのです。

残念ながら具材の調理の仕事には携わりませんでしたが、どの様な調理かは推して測る事が出来ます。あのカレールーの様なものは大量の遺伝子組み換えトランス脂肪酸植物油脂やパーム油が大半の原料ですし、それは市販のカレールーよりも粗悪でしょう。野菜の栄養素なども調理時に破壊され、抜け切っています。虫を殺したり漂白する為に塩素に浸ける工程などありますしね。抜けきった旨味はうまみ調味料でごまかしているでしょう。

そうでなければ、そうではない食べ物をゴミ袋などに入れられるはずがありません。これは人の食べ物に対して取る態度ではないのです。

僕はこの商品を開発した人間に、そしてその上の人間に悪意を感じます。この商品を開発した張本人達は、きっとこれを食べたくない。ゴミ袋から出てくるカレーやビビンバを彼らはきっと食べないでしょう。彼らはただ金儲けの為にこれを人々に食べさせている、人々はこれを彼らの金儲けの為に食べさせられているんです。お分かりでしょうか?これが「奴隷の食べ物」と言い切る訳です。

“便利”“お手軽”“いつでもどこでも”それを追い求め続けた究極の形がこれです。企業は「イメージ」の為に大金を払い、消費者はその「イメージ」だけのスカスカを買って食べている。可哀想に。今ではもうどこも見渡す限りコンビニ、見渡す限りファミレス、見渡す限りファーストフード、見渡す限りイオンです。本物の食べ物など、ほとんどどこにも無くなってしまいました。ちなみにコンビニ弁当の材料費はざっくりとこちらのサイトに書いてありましたが、大体売値の11%だそうです。https://macrobiotic-daisuki.jp/konbini-supermarket-115783.h…

一人でも多くの人が、一日も早く奴隷から抜け出せますように。

参照;https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=593760841049509&id=100012467952786

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