【アルミ 危険】アルミニウムが人体に与える影響について

アルミ

鍋や、アルミホイルも危険ですね。
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ホットケーキや菓子類などに含まれるアルミニウムの添加物について、厚生労働省は21日、使用基準を定めて規制する方針を決めた。食事の取り方によっては、幼児で国際基準を上回るおそれがあることが分かったためだ。アルミは多量に取ると、神経系に影響が出る心配がある。
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 メロンパンやドーナツなどには、アルミニウムが含まれている場合がある。厚生労働省は、健康に悪影響を与えかねないとして、摂取基準を設けて規制することに乗りだした。なぜ、食品にアルミが含まれているのか。日々の食事は大丈夫なのか。 (林啓太)
 「アルミニウムを子どもが口にしたら、どんな影響が出るのでしょうか」。2人の幼児を育てている主婦(30)は不安を口にした。
 メロンパンやスポンジケーキ、ドーナツ。子どもたちの大好きな菓子パンやケーキの多くには、添加物として「ベーキングパウダー(膨張剤)」が使われている。ベーキングパウダーに含まれているミョウバン(硫酸アルミニウム)が、食品のアルミと関係している。
 アルミは、土壌や水、空気にも存在。体内に大量に蓄積されると、肝臓や腎臓の障害を引き起こす可能性がある。アルツハイマー病との関連を指摘する意見もある。
 厚労省が基準作りを始めたきっかけは、子どもを対象にした調査結果だった。2011〜12年度に実施した調査で、1〜6歳の子どものうち5%が、世界保健機関(WHO)などの専門家会議が設定した暫定許容量(1週間に体重1キログラム当たりで2ミリグラム)を上回っていた。平均は0.86ミリグラムだった。
 厚労省食品安全部基準審査課の担当者は「専門家会議の基準は十分な余裕があり、許容量を超えて摂取したとしてもすぐに健康に影響があるわけではない」と、大量に摂取しなければ大丈夫という立場だ。
 だが、同じ食べ物の量で比較すれば、体重1キロ当たりの摂取量は、体重の少ない子どもほど多くなる。食べもの通信社(東京)の松永真理子編集委員長は「幼い子どもには、できる限り摂取させないための取り組みが必要だ」と話す。
 アルミは、タコやイカ、ウニなどの形状安定剤や、着色料の食用タール色素、漬物の変色を防ぐ色止め剤などにも含まれている。
原材料表示で 確認は難しい
 だが、消費者がアルミを含む食品を見分けるのは難しい。原材料表示で添加物の名称を表示することが義務付けられている。だが、ベーキングパウダーが使われている場合は「膨張剤」と表示することが許されており、ミョウバンが含まれているかは分からない。
 厚労省は使用状況などを調査した上で、基準値を設定する方針だ。当面は食品業界に使用量を自主的に減らすよう要請する。NPO法人「食品と暮らしの安全基金」(さいたま市)の小若順一代表は「アルミニウムの危険性は数十年前から指摘されてきた。基準値の設定は一歩前進だが、あまりにも遅すぎた」と話す。
 製パン業大手「山崎製パン」はミョウバンを含まない膨張剤に切り替えた。パン製造20社でつくる日本パン工業会の担当者は「ミョウバンを含む膨張剤は、菓子パンの表面にぱりっとした感じを出しやすいため広く使われた。業界としても、代替の膨張剤に切り替えるようにしていく」と話す。
 食品問題評論家の垣田達哉氏は「添加物に含まれている物質も表示するなど、消費者が判断できる材料を提供するべきだ」と指摘する。松永氏は「アルミ製のなべなどからも溶け出る。添加物以外のアルミの健康への影響についても調べる必要がある」と話した。
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アルミ添加物、使用基準を設け規制へ 菓子やパンに使用
 ホットケーキや菓子類などに含まれるアルミニウムの添加物について、厚生労働省は21日、使用基準を定めて規制する方針を決めた。食事の取り方によっては、幼児で国際基準を上回るおそれがあることが分かったためだ。アルミは多量に取ると、神経系に影響が出る心配がある。厚労省は業界にも自主的に減らすよう通知を出し、消費者にもバランスのよい食事を呼び掛ける。
 世界保健機関(WHO)などによる専門家会議は、アルミを一生とり続けても、健康に影響がない1週間の許容量を体重1キロあたり2ミリグラムに定めている。国内では水道水には基準があるが、食品は一部を除きなかった。
 厚労省は2011~12年度に、様々な食品に含まれるアルミの量を調べ、食事の調査をもとに年齢層ごとの摂取量を推計した。このうち1~6歳は、平均では許容量の4割におさまったものの、多くとる5%の人は許容量を上回った。7歳以上はいずれも許容量内だった。
 1~6歳はアルミの4割を砂糖類・菓子類、3割を穀類からとっていた。アルミは自然界にも存在し、生鮮食品にも含まれるが、膨らし粉(ベーキングパウダー)に含まれるミョウバンなどが影響しているとみられる。膨らし粉を使う食品には一部の菓子パンや、ドーナツ、蒸しパンなどがある。ミョウバンは浅漬けの色をきれいにしたり、生ウニの形崩れを防いだりする目的でも使われる。
 厚労省は、アルミを含む添加物について食品安全委員会に評価を求め、食品での上限値を定める。
 アルミは大量にとり続けると腎臓や握力に障害が起こることが動物実験で確認されている。アルツハイマー病との関連も指摘されているが、厚労省は「明確な科学的根拠はない」という。

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マグネシウム(Mg)はカルシウム(Ca)と拮抗するために、カルマグ(Ca/Mg)バランスから勉強する人も多いでしょう。しかし、中枢神経のような神経組織においては、Mgと他の金属ミネラルとの関係において、まず重視されるのはアルミニウム(Al)です。(故・糸川先生のMg指針も、CaからではなくAlから始めていました)。

※アルミニウム中毒の症状として、けいれん、食欲低下、疝痛、過度の口渇、胃痛、胃潰瘍、硬化した便、脾臓の痛み、アルツハイマー、認知症などが挙げられます。原因としては、制汗剤、日焼け止め、ローション、たばこフィルター、大豆調合乳、アルミニウムを含んだ調理器具、アルミ缶詰、ベーキングパウダー、(一部の)乳化剤、水道水、消臭剤、ワクチン、アスピリン、下痢止めなどが考えられます。アルミニウムは水銀、ヒ素、鉛、カドミウムよりも毒性は低いですが、デトックス治療しない限りそれらよりも蓄積していくミネラルです。そのため、長期的に影響を及ぼしていく疾患になりやすいのです。

アルミニウム(Al)は副甲状腺ホルモン(PTH)を抑制するため、Ca/Mg摂取バランスが正常であってもAlが存在する以上、生体内のCaとMgに大きな影響を与えます。つまりCa/Mgバランスを見る前にAlの存在有無を確認する必要があります(毛髪ミネラル検査等で確認していきます)。

血中の副甲状腺ホルモン(PTH)は、甲状腺ホルモンとともに、摂取されたMgの血清レベルを調整していますが、Alによりその調節機構が阻害されてしまいます。さらに、PTHは、アデニル酸シクラーゼという酵素の活性化によって血中のCaやMgを増加するのですが、この酵素の分泌にMgが大きく関与していますので、血清Mgが低下すると、PTH分泌も減少してしまうのです。

※このようにホルモンとミネラルはお互いの存在率を向上し合う性格があります。ホルモンはミネラルの吸収効率を高め、ミネラルはホルモンの分泌を促進するという、ちょっとややこしい機序があります。

PTHが減少してしまうと、腎臓での活性型ビタミンDが減少していきます。そうすると、血中Caも減少します。

さて、このようなアルミニウム中毒は、マグネシウムの薬理的摂取によって阻害できます。マグネシウム維持がアルミニウム曝露でやられたのなら、マグネシウム摂取でやり返すというイメージです。(もちろんビタミン剤や硫黄化合物なども併用します。硫黄については個体差により使用有無を決めます)

生体内にマグネシウムを正常に維持することにより、アルミニウム中毒を阻害できます。これは医療の分野だけでなく、植物の分野でも利用しています。マグネシウムはアルミニウムによる植物毒性を改善することができ、その多数のメカニズムが報告されています。(J Exp Bot. 2011 Apr;62(7):2251-64.)

有害金属は、その曝露から避けていくことが一番大切ですが、いつどこで摂取しているかわからないだけに、マグネシウムなどの拮抗ミネラルの薬理的効果によって、排除していくことも大切です。

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