【糖質制限】糖質制限は数ある食事療法としての一つの考え方であり、一つのツールであり、使い方であり、「答え」ではありません。そもそも糖質制限などしなくとも長寿な地域は長寿です。むしろ長寿地域は炭水化物をきちんと食べています。

糖質制限への批判は誰しも毛嫌いの中で言っているわけではないはずです。私自身も実践してきた時期がありますし、その恩恵を少なくとも体験しています。

しかし、盲信していない限り、真面目にやっていれば長期でやるべきではないということくらい気づきます。なぜなら、いろいろな副反応が見えてくるからです。(盲信者は洗脳されていますからそれが副作用だということも分からないでしょう)

また、そもそも糖質制限などしなくとも長寿な地域は長寿です。むしろ長寿地域は炭水化物をきちんと食べています。

糖質制限は数ある食事療法としての一つの考え方であり、一つのツールであり、使い方であり、「答え」ではありません。

上手な糖質コントロール方法の情報が少なかった当時(2005~2010年ごろ?)、糖質制限の到来は、一般の人に最もわかりやすく、最も取っ掛かりやすい内容であったため、当時の少ない健康情報量の中ではベターな療法だったのです。

また、結果が早く生じやすい対症療法でもあったため、多くの人が盲信し、こうして今のような一種の社会現象にいたります。さらに、時代的に、既得権益への対立モデルの象徴にもなったため、大衆性が功を奏し、多くの人が熱狂したのです。

「人を健康にする」ということが目的であれば、いろいろな課題や問題点そして矛盾に目を向けることができます。しかし、「糖質制限を広める」ということが目的となってしまった人は、固定概念から抜け出せず、糖質制限は正しいというのが前提のため、目の前の問題点や矛盾に真摯に目を向けることは絶対的にありません。

だから、何をいっても、議論しても、すでに無駄なのです。医学や健康分野はまだまだ発展途上の段階のため、「真実を追求していく」というのを根本的なポリシーとして持っていないと、いつのまにか「自己の正当化」を目的としてしまうことになります。よって、彼らに大幅な修正という概念はありません。

さらに、信者は正義感が強いため、反論や矛盾を敵視し、詭弁を繰り返すようになります。

ここまで言えばお分かりだとは思いますが、実は真の問題は「糖質制限」そのものにあるのではなく、「糖質制限を盲目的に推奨している人」にあるのです。

私だけでなく、おそらく鈴木功先生もそうだとは思うのですが、糖質制限の実践を経験しているからこそ、その恩恵やメリットも十分理解しています。しかし、その成功の隠された真の理由や、影の部分をきちんと取り上げ追究することが、より多くの人を健康にするという次へのステップになるはずです。

だから、糖質制限を単に毛嫌いしているわけでもなく、やみくもに批判しているわけではありません。とはいえ、頭の固い糖質制限保守派を見ると、いよいよ嫌になってくるのは確かにありますね。

参照:https://www.facebook.com/nobunaga.yoshitomi/posts/1235640279949671

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