ガストン・ネサンのソマチッド新生物学に学ぶ~病気はソマチッドの形態で予測できる・ソマチッドは免疫機構が弱まると異常をきたし、それは製剤で回復することができる

今回はソマチッドは十六の異なる形態をもち、それを見れば病気を予測ことができること。そして、その異なる形態のサイクルはクスノキが産出する天然の物質カンファー(樟脳)を原料に製剤したものをリンパ注射すれば回復することができるという内容をまとめます。

——————-以下抜粋引用——————-

 何年もの間、顕微鏡観察と実験を入念に続けた結果、ネサンは次の事実を突き止めた。動物や人間の免疫機構が弱まる、または不安定になると、ソマチッド・サイクルの最初の正常な三段階は、さらに十三の段階を経て成長していく。つまりソマチッド・サイクルは全部で十六の異なる形態を持つのである。

 ネサンの顕微鏡で見えたこの十六の形態は、動画と静止画ではっきりと詳細に示されている。ネサンもベシャンと同様に、免疫機構の弱体化はトラウマ(衝撃的体験)が原因であると考えている。トラウマは、いろいろな形態の放射線や化学汚染、事故、ショック、憂鬱など多くのさまざまな原因で起こる。

 ネサンは、慢性関節リウマチや多発性硬化症、狼瘡、ガン、そして最新のものではエイズなど、さまざまな変性疾患に苦しむ患者の血液中に見られるソマチッドのサイクルを観察した結果、これらの疾患と十六段階のソマチッドの形態変化には関連があることを突き止めた。この新しい微生物学的現象を説明するビデオカセットが用意されている。ビデオには、血液を洗滌して、赤血球の外にあるソマチッドをすべて取り除いてから血液を熱すると、赤血球の中に液体の状態で潜伏していたソマチッドが具体的な形を帯びて、十六の形態に次々に変化していく様子が示されている。

「これは免疫機構が不安定になった時に起こる現象だ」とネサンは言う。ソマチッドがどのようにして、なぜ、あるいは何から生じるのかはまだ正確にはわかっていない。赤血球細胞の中にある約百四十種類のタンパク質の多くが、その過程で作用するとも考えられる。赤血球細胞の中にソマチッドが出現することは、生命そのものの起源と同様に、不可解な謎である。「ソマチッドがなければ、生命体は存在しないのですか」と尋ねると、ネサンは「私はそう確信している」と答えた。

 ネサンの研究で特に注目すべき点は、変性疾患が〈早期発見〉できる、つまり臨床的兆候が現れそして、変性疾患には共通する機能的原則や基礎があり、通常療法が主張するように、それぞれ別々の関連のない病気ではなく、ひとつの兆候としてとらえられるという主張であろう。

 ソマチッドのサイクル立証したネサンは、それと並行して進めてきた研究によって、免疫機構を強化する治療法の開発にも成功した。東アジアに生息するクスノキが産出す天然の物質カンファー(樟脳)を原料に製剤を開発したのだ。それは多くの医薬品のように筋肉や静脈内に注射するのではなく、鼠蹊リンパ節に注射し、リンパ系に循環させるというものだつた。

 多くの医師はリンパ内注射は不可能だと考えており、それがネサンの研究全体をインチキだと主張する主な理由になっている。だがリンパ内注射は可能などころか、リンパ節の見つけ方さえ正しく習えば、ほぼ誰にでも簡単にできるものなのだ。この技術が医学校で教えられることはまずないが、ごく簡単なもので、素人でも数時間あれば、他人だけでなく自分自身に注射することさえマスターできる。

 そのカンファー製剤は714-Ⅹと命名された。
 うまく注射すると、714-Ⅹは七五パーセント以上の確率で、免疫力を回復し、強める(あるいは高める)ことができ、免疫機構は体から病気を追放するという通常の機能を営むようになる。

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