宇宙での、電磁波→電子と水素のプラズマ→核融合→ケイ素の形成過程:生命の前躯体(ソマチッド)の幹の素材であるケイ素は、宇宙の恒星のなかで形成されている。

近代科学を元に教科書で書かれている「エネルギー第1法則(保存則)」は、まだしも極々限定的な閉鎖系の条件世界では当てはまるが、「エネルギーの第2法則(エントロピーの法則)」などは、収束ではなく拡散という真逆の誤った論理である。

エントロピーという概念は、今から約300年前の産業革命の時代に、熱の量を測るモノサシ(カロリーなど)はあったが、それだけでは蒸気機関の熱エネルギー“利用効率”を図れないがゆえに、熱の質を測るモノサシとしてつくられた概念に過ぎない。(カロリーと同じ単なる単位)。
(例えば、50℃×200ccの水と、100℃×100ccの水は、熱エネルギーの量としては同じだが、産業利用での熱エネルギーの質では、後者の方が高いという相対比較できるモノサシ。)
それが、「お湯は冷める」という誰もが体験を共有できるひとつの現象事実を拠り所に、学者が己の研究に都合の良い原理として、「熱は高いところから低いところに向かう→エネルギーは低いエネルギーに拡散していく→エントロピーは常に極大に向かって増加する」という、単なる熱を測るモノサシを万物の法則であるかのように強引に祭り上げ権威化し、自然の摂理と全く真逆が万人に固定観念として洗脳された。

教科書に書かれている近代科学の法則は、根本的なところで誤っているという認識が不可欠である。
生命の起源の追求においても、近代科学を盲信し拠り所にすると、根本的なところで照準が定まらず前進しないどころか、妄想に陥り誤った観念をつくり出すことになる。

『可能性への収束=統合 010101』。
生命の起源もこの摂理の軸上にある。
そして、この摂理は地球の生物だけのものではなく、宇宙も含めた万物の摂理であり、『宇宙~生命の起源~進化』は繋がっている。

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宇宙は、形も質量もない「電磁波」で充たされている。その電磁波(エネルギー)の濃淡の濃いところで電磁波のエネルギーの塊から「電子」、そして最初の「元素」である水素(H)が生まれ、電子と水素のプラズマが宇宙に雲のように広がっている。
そしてプラズマの水素雲の濃いところで、水素核融合が起こり“恒星の素”がつくられる。そして、恒星内でさらに水素が核融合をおこし水素より重い「ヘリウム(He)」がつくられると、ヘリウムを原料により大きな元素が次々と生成されていく。(※アルファ反応)

・ベリリウム  : He(2)+He(2)→Be(4)
・炭素     : Be(4)+He(2)→C(6)
・酸素     : C(6)+He(2)→O(8)
・ネオン    : O(8)+He(2)→Ne(10)
・マグネシウム : Ne(10)+He(2)→Mg(12)
・ケイ素    : Mg(12)+He(2)→Si(14)

生命の前躯体(ソマチッド)の幹の素材であるケイ素は、宇宙の恒星のなかで形成されている。
そして、恒星太陽の核融合の進化から、重い物質が“分化”するように放出された塊が惑星になり、その一つが地球。(※リンク
だから、地球は創生時から、恒星太陽のなかの核融合で形成された鉄までの元素は少なくとも存在し、ケイ素も地殻のなかに酸素についで2番目に多く含有していた。

http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=340361

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