神奈川で相次ぐ異臭騒動、専門家が地殻変動を指摘 関東・阪神淡路大震災の前後にも「ガスの臭いがした」記録

fr三浦半島は1923年9月1日の関東大震災の震源に近いが、当時、周辺でガスが噴出したという記録が残っている。

・文献が示す「異臭」と「地震」の関係 神奈川で相次ぐ異臭騒ぎ 関東・阪神淡路大震災の前後に“ガスの記録”

 26年に内務省社会局が編纂(へんさん)した『大正震災志』所収の「大正十二年九月一日大震後相模灘水深変化調査図」には、三浦半島の「浦賀」付近、現在の横須賀市観音崎や鴨居地区周辺の沖合に《瓦斯(ガス)噴出》、南端の「三崎」付近、現在の城ヶ島東部の沖合にも《一時瓦斯噴出ス》と記述がある。今回、異臭で通報があった地域と重なっている。

 ガスの噴出が震災の前か後かについての明示はないが、立命館大学環太平洋文明研究センター特任教授の高橋学氏は、「海溝型地震の前後でこうした現象が起きるといえるのではないか」との見解を示す。

 1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災の直前に異臭があったとする文献もある。

・話題となっている 神奈川の異臭騒動

 大阪市立大名誉教授で地質学者の弘原海(わだつみ)清氏が住民の証言を集めた『阪神淡路大震災1995年1月17日午前5時46分 前兆証言1519!』(東京出版)では、宝塚市のエンジニアによる《前夜7~8時、汚物と漬物が腐ったようなガスの臭いがした》との証言が紹介されている。《居間(12畳洋間)の床下から臭ってきたとしか思われません》などとしている。

 弘原海氏の別の著書『大地震の前兆現象 空が、大地が、動物が異常を発信する』(河出書房新社)では、国立大学が共同で実施した神戸市灘区での測定で、《1994年10月末から、それまで計測されたことのない高濃度のラドン値が測定された。ラドン濃度は年が明けて1995年の1月に入っても増加しつづけ、1月8日には平常値の10倍以上という最高値に達した》という。

 前出の高橋氏は「今回の異臭の原因は不明だが、ラドンであれ、圧迫されて出た天然ガスであれ、岩石がこすり合って出る焦げたような異臭であれ、地殻変動に関わる可能性がある。異臭自体に焦点を当てるより、5月に起きた東京湾の群発地震など海溝型地震の前の兆候とみられる一連の現象の一部と見た方がよい」と強調した。

・消防の採取した臭いから、石油由来の成分が検出とありましたね。
地震より、国内にて油田が見つかる!!
なんてニュースがいいな。
あくまでも楽天的、希望です。

・一連の異臭騒ぎや最近の通報数の増加からいって、荷下ろし後のタンカーのガスフリー(ガス抜き)作業ではないと思います。もし仮にそうなら必ずオイルタンカー等が沖で確認されていないとおかしいし、数十年連続で通報が殺到していないとおかしい。
海溝の話も含めて、もっと幅広い原因究明をしたいところ。

・これで関東大震災クラスの地震が起こったら、令和は本当に呪われた元号になってしまうな。不安を払拭する意味でも行政は石油コンビナートへの立ち入り調査等、異臭の原因を調べてほしいと思う。

・首都直下型地震はずっと起きると
言われているので
その時が近いのかもしれない
もう首都直下が起こるのは仕方ないと
して
最小限の被害を祈るのみ

・横須賀で暮らす知人もタンカーのガス抜き説派だったのですが、最近そうでは無さそうと漏らしていました。
念の為、防災グッズを改めてチェックしているそうです。

・東海地震や南海トラフはいつ起きてもおかしくないからなぁ。今日の発表でガソリンの臭気等に含まれる成分が採取した空気中から検出されたとあった。

・タンカーを含む石油関連施設だとしたら、普通に考えたら、6月に異臭騒ぎがあった時点で、先ず調べているはずでは? 
まさか調べずに、もう何ヶ月も原因不明と言っているとは思えない。
地震の前兆ではないとしても、テロでもないとしても、「分からない」と言われるのは危険過ぎる。

参照:http://blog.livedoor.jp/gunbird/archives/10300920.html

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