富士山噴火が近い将来起こると判断する根拠

taked4700のブログ 『富士山噴火が近い将来起こると判断する根拠』(リンク)より引用します。
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 静岡県中部の地震発生状況を見ると、年間回数の最も多いのは2014年の11回です。静岡県西部においても、2015年に11回で、2013年の3回、2014年の5回よりもずっと活発化してきています。今後、この二つの地域での地震数が増加傾向を強めれば、かなり富士山噴火が切迫していると言うことになるはずです。
 なお、静岡県中部・西部の地震は、西日本にある中央構造線の北側が動くことによって発生している可能性がかなり高い様子です。それは、この地域で起こっているなかで最大レベルのM4地震を調べることで分かります。2014年1月21日の静岡県中部の地震の震源球( リンク )は、少し横ずれ気味の正断層型でほぼ東西方向に引張軸があります。2015年9月1日の静岡県西部の地震の震源球( リンク )は横ずれ断層型ですべり面はほぼ西日本の中央構造線の向きと同じです。
 こういった地震活動は基本的に西日本の中央構造線の北側の地域(西南日本内帯)が動くことで起こっていると見ていいはずです。中央構造線は瀬戸内海の南側を通り、大分県から熊本県の方へと南西方向へカーブを描いています。中国地方から九州地方はアムールプレートの上にあり、アムールプレートは全体として反時計回りに回転しようとしています。2015年11月14日の薩摩半島西方沖地震M7.0( リンク )とか2016年1月19日の台湾付近の地震M5.7( リンク )は、共に横ずれ断層型でありほぼ西南西から東北東方向に圧縮軸がある横ずれ断層型です。よって、西南日本内帯の九州側が大きく北東方向へ引き上げられていることが分かります。この様なアムールプレートの動きは、2015年ぐらいから特に活発化してきた様子であり、その大きな原因はインド・オーストラリアプレートが大きく時計回りに回転しようとしていることの様子です。ネパールやインド島北部の地震はどれも2015年から活発化してきています。
 西南日本内帯の西の端が北東方向へ引き上げられますから、西南日本内帯が富士山付近を中心にして時計回りに動くとすると、富士山の南側で火道が開きやすくなるはずです。つまり、富士山の西側に定規の端をあて、中央構造線に沿って置き、その九州側を右上に動かせば、富士山側の端の南側にすき間が出来るからです。富士山の山頂火口よりも大きい宝永火口も富士山の南麓にあります。
 以上のように、富士山噴火はかなり近い将来必ず発生すると思われます。遅くとも10年以内には必ず発生するでしょうし、今年か来年の発生もあり得ることだと思います。 
(*1)参考リンク:
静岡県西部:リンク
静岡県中部:リンク
静岡県東部:リンク
静岡県伊豆地方:リンク
神奈川県西部:リンク
山梨県東部富士五湖:リンク
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