太陽フレアが地震を起こす仕組み

太陽のフレア現象が話題となりました。

地球への影響はフレアそのものではなく、フレアが発生した時、CME(コロナ質量放出)が発生するか、しないかで大きく変わります。

フレアが出ても、CMEが出ない場合もあります。拳銃で例えるなら空砲です。また、銃口が地球に向かっているかいないかも重要なポイントです。

フレア現象により生じたCMEには主にプラズマ体が含まれます。固体、液体、気体はみなさんご存じと思いますが、気体の次がプラズマ体です。

プラズマ体は、原子から電子が遊離するため、電荷を帯びた、荷電粒子を含みます。これが大量に地球に向かうと、地球環境に影響が出るのです。

メキシコの地震がこのフレアがもたらしたものと考える人が多いですが、私的にはしばらく期間をおいて(一週間くらい)が一番危険なのでは?と考えています。

破壊学事始からの引用
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太陽が大変なことになっているらしい。フレアは、太陽表面のプラズマが磁場の爆発的現象で吹き飛ばされることで起きる。とくに質量放出はプラズマがそのまま飛び出てくる。つまり大量のプロトンなのだ。

プロトンはプラスに帯電した粒子で、それが太陽風と同じように電離層にぶつかる。電離層は通常プラスに帯電しており、それがより強くプラス側にふれる。電離層のプロトンが増えるプロトン現象がフレアの発生の後に見られ、14日現在も続いている。

いっぽうの地表はマイナスに帯電している。通常であれば、電離層からマイナスの電子が大気電流、あるいは落雷として流れてきて、マイナスを補うが、フレアのように急激なプラスの増加は、地球内部からの電子を引き付けることになる。

地球内部では、マントルのカンラン石が相転移により膨張しているが、そのときに余分な電子が放出され、徐々に地表に上昇してくる。ちなみに大気の二酸化炭素、水はマントルから生まれた。二酸化炭素はミュオン触媒核融合により、酸素と窒素に分かれる。

電離層のプラスが強くなると地表の電子を補うためにマントルから電子が上がってくるのだ。これが地殻の電子を増やし、岩盤の放電に至る。地震の発生だ。

メキシコのM8が起きた地域は、マントルから物質が沸きあがっている場所だ。フレアの影響で地震が起きる場所は、同じようにマントルから沸きあがっている場所だろう。東北の太平洋側、九州南部、紀伊半島東側が相当する。
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=329621

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