人体動植物を含め、4700種類もの化学的に作られたフッ素化合物があらゆる環境に存在。しかもすでに環境中にあるフッ素化合物を完全に除去するのは不可能に近い

「indeep」さんより抜粋・引用です。リンク

◆アメリカでフッ素化合物(PFAS)が禁止に

アメリカで、このフッ素化合物に関しての使用の制限などが法律で定められることになったようなのですが、しかし、記事を読んでわかるのは、「すでに環境中にあるフッ素化合物を完全に除去するのは不可能に近い」
ということです。

いったん、河川などに入れば、それはあらゆる土壌へと入りこみ、海へと入りこみ、そこから雨や大気中に含まれるようになり、時間の経過と共に「地球全体に広がる」ことになるものと思われます。これについては、他のさまざまな有毒な物質(抗生物質など)についても同じであることは、以下リンクの記事等で取り上げたことがあります。

今では、世界中のどこにでもこの化合物は広がっていて、そして、私たちの日常にも、どこにでもフッ素化合物を使った製品があり、粒子となったものも含めて、今では「環境全体に常にある」という形となっていると思われます。

おそらく多くの私たちの体内にも、すでにこのフッ素化合物が入りこんでいるわけで、「肺や血液などに入りこんだ場合、永久に体内から消えない可能性がある」ということになりそうです。たとえば、2019年10月のナショナルジオグラフィックの「ファストフードで体内に「永遠の化学物質」の危険」という記事リンクには、以下のような記述があります。

『ファストフードを食べた人と手作りの料理を食べた人の血中PFAS(フッ素化合物)濃度について調べた新たな論文が発表された。2003年~2014年に1万人以上から採取した血液サンプル中のPFASを調べたところ、約70%の血液から広く使われている5種類のPFASが検出されたという。』

◆アメリカだけではなく日本も。そして赤ちゃんが危ない

私たち日本人も、かなりの割合でフッ素化合物が体内の血液中に入りこんでいると考えられます。そもそも「販売されているほとんどの歯磨き粉にフッ素が入っている」という現実もあります。フッ素が添加されていないものを探すほうが大変なのです。

ちなみに、アメリカでは昨年、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)などが、「アメリカでは、4人に 1人(25.1%)が中度以上の歯フッ素症」であるとして、フッ素入り歯磨き剤の使用に注意喚起をしています。(リンク)。
フッ素の人体への影響は、発ガンや甲状腺疾患、ホルモンの変化、体重増加などがあるとされていますが、過去記事で問題としたことは、

●「脳と神経への影響」

です。以下の記事リンクでは、カナダの大学の研究で、「フッ素化合物は、妊娠中の赤ちゃんに悪影響を及ぼす」とした論文をご紹介したものです。赤ちゃんの IQ が大幅に低下することがわかったのだそうです。

また、以下の記事も妊娠中のフッ素化合物の摂取についてですが、妊婦さんのフッ素化合物の摂取と「注意欠陥・多動性障害の赤ちゃんが生まれるリスク」に大きな関係性があることがわかったというものです。

◆フッ素化合物の人体への影響が示された過去の論文

他に、学術論文として存在するフッ素と人体の関係については、以下のようなものがあります。

・フッ化物は脳の松果体の石灰化を引き起こす
・フッ化物は関節炎を引き起こす要因となる
・フッ化物は腎臓病を引き起こす要因となる
・フッ化物は IQ を低下させ、脳の損傷を引き起こす
・フッ化物は男性と女性両方の生殖能力を弱める
・フッ化物は骨格の健康を弱める(骨格フッ素症)
・フッ化物は心血管炎症およびアテローム性動脈硬化症を引き起こす
・フッ化物は鉛の吸収を増加させる

こういうもの見てみましても、いろいろと影響はありそうなのですけれど、現実問題としては、現在の日常生活で、フッ素化合物と関わらずに生きることは、ほぼ不可能でもあります。食品の包装などに使われるものなどを含めて、フッ素化合物は、ありとあらゆる日常品に使われています。

記事にありましたように、今の地球は、水にも空気にも土壌にもどこにでもフッ素化合物が拡大しているようで、生活しているだけで必ずフッ化物と接することになっている日常となっていると言えると思われます。

参照:http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=353017

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