【食材選び】調味料は無添加、自然発酵、昔ながらの製法。野菜は自然栽培、色が濃すぎない。卵は平飼い、与えている飼料を調べよう。

食材
 
調味料は「昔ながらの製法のもの」で、添加物をいっさい加えていないものが理想です。
しょうゆなら自然醸造、みそなら自然発酵のものを選ぶといいでしょう。
塩は精製塩ではなく、海水を天日干しにしたものを選びます。
成分表に、「ナトリウム」以外にも「マグネシウム」「カリウム」などのミネラルの表記があれば、海水の養分が残っています。
本当はここにもいろいろコツはあるでしょうが。
ケチャップやソースはそれ自体をあまり勧めませんが、使うなら原材料表をよく見て選びます。
基本的に原材料表は短いほど添加物の危険は低くなります。
「アミノ酸等」といった表示があるものは避けるのが賢明でしょう。
 
昔ながらの作り方がいいのは、油も同様です。
余計な操作はせず、低温圧搾によって絞られた油を選んでください。
大量生産された安い油は、すべて化学物質を使って不自然に抽出された油と思っていいでしょう。
それにより生じるのがトランス脂肪酸や酸化した油ですが、欧米のほとんどの国が表示を義務づけているなかで、日本だけ表示義務がありません。
そこで、知らないうちにトランス脂肪酸入りの食用油を買ってしまわないためには、表示のからくりを頭に入れておくことです。
「水素化油脂」や「植物性油脂」とあったら、トランス脂肪酸を疑います。
 
野菜は自然農のものがいいでしょうが、部分的に栄養をあげていてもそれは好みによります。
ただし色が濃すぎる野菜は注意で、農薬は使ってないものがいいです。
近くに販売所があればいいですがなければ通販というのも一つの手です。
肉を食べるという方は広大な自然のなかでのびのびと放牧され、自然に生えている牧草や自然のエサを食べて育った動物の肉がいいでしょう。
「グラスフェッド」「開放平飼い」「自然飼料」といったキーワードで探せば、抗生剤やホルモン剤を打たれておらず、エサも自然なものを与えられた肉が出てくるはずです。
 
もちろん鶏卵も同じです。
平飼いで自然に育った鶏の卵の黄身は、きれいなレモン色とよくいわれます。
オレンジ色だから絶対ダメではありませんので、業者さんのこだわりを調べるのが重要です。
選ぶ基準は牛でも豚でも鶏(および卵)でも同様ですが、食べるなら牛よりも豚や鶏をとったほうがいいでしょう、豚肉にはビタミンB群が豊富です。
鶏肉は肉のなかでカロリーが低めで、良質なたんぱく質がとれます。
自然に育ったものを選べば、これらの栄養をきちんととることができます。
なにせ日本の牛肉は霜降りのものが多いですから。
 
また、秋から冬にかけてなら、ジビエ(獣肉)もいいでしょう。
野生の鹿やイノシシやキジなら、家畜にありがちな毒は入っていないからです。
ただし現在は放射能の影響に注意する必要があります。
また肉というなら最近注目されているのは馬肉とラム肉ですね。
魚をはじめとした海産物は、第一に養殖のものは避けること。
東日本大震災後の今は、産地にも気をつけたほうがいいでしょう。
また、食物連鎖の上位に位置する大型魚ほど、有害金属などの毒を溜め込んでいます。
ですから、鰯など小さな魚を選ぶことも大切です。
小さな魚や貝類、甲殻類(エビなど)を丸ごと食べることも、ある意味、ホールフード(食べ物を丸ごと食べる)といえるでしょう。

参照:https://www.facebook.com/kitigaii/posts/2488127348140152?__tn__=-R

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