関越道で異常降雪、深刻な渋滞 「1mmも動かず12時間経ちました」「とうとう朝になってしまった・・」 被害者が出る恐れ

gfr新潟県警察本部高速道路交通警察隊によりますと、東京と新潟を結ぶ関越自動車道は新潟県内で降り続いている雪の影響で16日午後から動けなくなる車両が相次ぎ、大きな渋滞が発生しています。

・新潟の関越道や上信越道 大雪で立ち往生相次ぐ 通行止め区間も

また上信越自動車道では、雪で動けなくなった車が相次いだことから、上越市の上越高田インターチェンジと妙高高原インターチェンジの間の上りで通行止めとなっています。

東日本高速道路によりますと、関越自動車道の小出インターチェンジ付近から湯沢インターチェンジまでの上りと、群馬県との県境の関越トンネル付近から湯沢インターチェンジまでの下りでも大きな渋滞が発生しているということです。

関越自動車道では16日午後1時半ごろに起きた事故をきっかけに小出インターチェンジから六日町インターチェンジまでの上りが5時間にわたり通行止めになったということです。


関越自動車道が通る湯沢町や南魚沼市、魚沼市などには引き続き大雪警報が出されていて東日本高速道路は、安全のため車による不要不急の外出は控えるよう呼びかけています。

立往生している車に乗っている46歳の男性は、仕事で新潟県に来て、職場の上司と一緒に神奈川県の会社に戻ろうと16日の午後に関越自動車道に乗り、17日午前2時過ぎには塩沢石打インターチェンジに近い場所にいるということです。

男性は「午後5時ごろから9時間ほど、車はほとんど動いていません。外は雪が降り続いていて、中央分離帯には2メートルほど積もり、30分に1度は車に積もった雪をおろしています」と話しています。

そのうえで、「ここまで雪が降るとは思わず、お菓子のようなものを食べただけで食料はなく、1リットルほどあった水も2人で飲み干してしまっています。燃料はありますが、まわりの車の中には節約するためかエンジンを切っている車もあります。困っているのはトイレに行けないことで、仮眠するにも毛布もなく、これからどうなるか情報もほとんどなく不安です」と話していました。

参照:http://blog.livedoor.jp/gunbird/archives/10330951.html

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