【福島沖の魚介類出荷制限 全解除】
どさくさ紛れに、とうとう来た！
最高値の17Bq/kgって決して低くない。
311前の魚の平均セシウム137汚染数値は平均値0.089。
0.035～0.22で前後していて、これと比べても、
最低77倍から最大485倍。食べたくない。混ぜるな危険
福島沖の魚介類出荷制限 全解除
02月25日 17時21分
東京電力福島第一原発の事故のあと、福島県沖の魚介類の中で、唯一、続いていた「コモンカスベ」の出荷制限を２５日、国が解除しました。
これで福島県沖の魚介類はすべて出荷できるようになります。
出荷制限が解除されたのは、エイの仲間の魚「コモンカスベ」です。
福島県沖の「コモンカスベ」は、去年１月にとれた１匹で、国の放射性物質の濃度の基準、１キログラムあたり１００ベクレルを超える１６１ベクレルが検出され、国が出荷を制限していました。
去年２月から先月にかけて、県が福島県沖のコモンカスベ１００８匹を検査したところ、１００１匹は検出できる値を下回り、残りの７匹も最も高くて１７ベクレルと、国の基準を大幅に下回りました。
これを受けて、県が出荷制限の解除を国に申請し、２５日、国が解除を決定しました。
９年前に起きた原発事故のあと、国はこれまで、福島県沖の魚介類のうち４４種類の出荷を制限しましたが、徐々に解除が進み、唯一、コモンカスべだけが出荷制限が続いていました。
これで福島県沖の魚介類はすべて出荷できるようになり、漁業の復興に向けた大きな節目となります。
コモンカスベの水揚げは、今後、漁協の組合長会議などで認められれば、再開されることになります。
相馬市の６２歳の漁師の男性は「全ての魚介類の出荷制限が解除になったのは、漁師にとって一番の励みになる。トリチウムを含む水の処分方法など、いまだ課題が多いが、少しずつ震災前の漁のかたちに近づけられるよう頑張っていきたい」と話していました。
県漁連の野崎哲会長は「ここまでの道のりは非常に長かったが、出荷制限がゼロになったというのは本当に感慨深い。漁業者もいろいろと我慢をしてきた部分もあったので、これを大きな契機として、試験操業のあり方についての議論を深めて、総合的に震災前の本格的な操業の姿に、どう復興させていくか議論を活発化させたい」と話していました。
福島県水産海洋研究センターは、福島県沖の魚介類の放射性セシウムの濃度を継続して測定していて、その値は原発事故直後と比べて大幅に下がっています。
県によりますと、平成２７年度以降、国の基準となっている１キログラムあたり１００ベクレルを超えたものはなく、去年は５９７０の検体のうち、９９.８％は検査装置で検出できる限界の値を下回ったということです。
県とは別に行われている県漁連の調査では、平成２７年度以降、基準を超えたのは、去年１月のコモンカスベ１点だけでした。
放射性セシウムの濃度が下がっている理由について、県の水産海洋研究センターは、福島第一原発の汚染水対策が進み、事故直後に比べて海水の放射性物質の濃度が大幅に低下したことや、魚の世代交代が進み、大半が震災後に生まれた魚になったことなどを挙げています。
県水産海洋研究センター放射能研究部の神山享一部長は「魚介類の放射性物質の濃度は大幅に低下している。全ての出荷制限が解除されることにより、更に消費者が安心して福島の魚を食べてもらえるようになることを期待したい」と話しています。
震災のよくとしの６月から始まった福島県沖での試験的な漁では、国が出荷を制限した魚種は、市場には流通させてきませんでした。
これまでに４４種類の魚介類が出荷制限の対象となりましたが、主力のヒラメが平成２８年に、スズキが平成３０年の制限が解除されるなど、水揚げできる種類が増え、福島県の漁業は少しずつ震災前の姿に戻ってきました。
そして、唯一続いていた出荷制限が解除されたコモンカスベは、流通量は多くないものの、地元では煮つけなどとしてよく食べられた魚でした。
８年前に試験的な漁が始まったとき、水揚げの対象となった魚種は、早期に安全性が確認された、「ミズダコ」、「ヤナギダコ」、「シライトマキバイ」というツブ貝の一種の３種類だけでした。
コモンカスベの出荷制限の解除で、福島県沖のすべての魚介類が流通できるようになり、福島県の漁業者からは風評の払拭が進むことに期待の声が上がっています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20200225/6050009077.html
一応、言っておくと、9年経っているので半減期で汚染は実際、減っている。回遊魚などは、この海域に長くいないので、実測値として、ほぼ311前に近くなって食える魚は増えてはいるけれど、底魚などは避けておきたい。ストロンチウム90も気になる。
※NHKニュースは直ぐ記事を消すので、画像と文章を全文コピーで保存。参照：https://www.facebook.com/EzMasataka/posts/10157335425882701
