明治時代、日本の強靭な人力車夫に肉類など高タンパク、高脂質の食糧を与えたら、著しく体力が減少した。なぜなのだろうか?

日本は昔から米、白米をよく食べている食文化ですが、近年ではパンやうどん、ラーメン、パスタなど、あるいは様々な菓子類などなど小麦の文化も根付いています。

そこから見えてくるものは明らかな炭水化物過多の食生活であり、その他の栄養素の欠乏であります。

そこで最近では糖質制限を推奨する動きが高まっており、米、小麦を避ける傾向が台頭しました。

人間の身体の大部分はタンパク質と脂質で出来ているので、糖質を制限し、タンパク質、脂質を多く摂ろうという発想はもっともなことです。

しかしながら、人体には腸内環境というものが大きく健康を左右しているのも事実です。腸内細菌が米などの炭水化物をアミノ酸にしてくれているのでは?という考えもあります。

明治時代の強靭な人力車夫の実験は、そのことを物語っているのかもしれません。日本人には日本人の腸内環境があり、それに適した食生活があるとも聞きます。

あなたは、どのような食生活を選択しますか?

医学者として優れたベルツが明治時代に日本人の強靭な体力は原因は何かを調査した記録が昭和6年に出版された「ベルツの日記」の中に残されている。

ベルツは知人から日本に滞在している間に日光東照宮を見た方がいいとすすめられ、馬で東京から日光まで14時間かけて行きました。

その時、途中で馬を6回乗り替えました。

2回目に行った時は人力車に乗って行きましたが、その車夫は1人で14時間半で行ってしまいました。

馬よりすごいこの体力は一体どこから来るのか、彼は実験を始めました。

人力車夫を2人雇って3週間彼らの食生活を調査しました。

肉類などの高タンパク・高脂質のいわゆる彼らの理想とする食事を摂らせながら体重80キロの人を乗せて、毎日40kmを走らせたところ、3日目で疲労が激しくなり、元の食事である米・大麦・イモ類・栗・百合根など(高炭水化物・低タンパク・低脂質)に戻して欲しいという事で普段通りの食事に戻すとまた元気に走れるようになるという結果がでました。

ベルツはドイツの栄養学が日本人にはまったくあてはまらず、日本人には日本食が良いという事を確信しました。

それにもかかわらず、ベルツの「日本人には日本食」という研究結果よりも、フォイトの「体を大きくする栄養学」の方を明治政府の指導者たちは選んでしまいました。

この当時の人力車夫の一日の平均走行距離は50キロメートルといわれていますが、もしこの人たちが現代のオリンピックのフルマラソンに日本代表で出場したらどんな記録を出したのでしょうね。

ちなみに飛脚の人はもっと走ったそうです。

また、さらにベルツは「女性においては、こんなに母乳が出る民族は見たことがない」と驚きを記しています。

昔の日本人は、このように優れた体力を持っていたならば、戦国時代の合戦のシーンで馬に乗った武将たちの後を、足軽が槍を持って駆け足で追っかけていますが、これは十分可能だったということです。

しかも戦をする前にはきっと何十キロ、何百キロという距離をすでに移動してきているでしょう。

今までテレビを見ながら「足軽の人たちは、日頃は農作業で大変なのに気の毒だなあ」、と思っていました。

今思うと途中の休憩は人間の休憩ではなく馬の休憩だったのかも知れません。

戦国時代の映画を見ると馬に乗って走る武将を足軽が走ってついていく
光景がよく目につく!

嘘だろう??
と思っていたが、嘘じゃなかったのだ!!
足軽は走る・・・むしろ馬よりも走ったのだ!!

写真は、山形県酒田市の山居倉庫の資料館に展示されている写真です。

ここは映画やドラマでおなじみの「おしん」の舞台になったところです。

俵をこうやって担いで運搬する仕事は主に女性の仕事だったそうです。

戦後の食糧事情は完璧にアメリカの支配されてきた。

そして世界で活躍するトップクラスの日本人アスリートたちは
世界で修業し世界トップクラスのアスリートたちと同等の体格をしている。

だから、日本人の体力も白人並みに成長したと・・・錯覚している

江戸時代の日本人の体力は欧米人を遥かに凌いでいたのだ!!
その日本社会が欧米人たちの策略で潰されたのだ。

江戸時代の町民文化は美しかった。

人々は自由闊達に人生を謳歌していた。

それを潰したのが明治維新の富国強兵である。

富国強兵の洗脳が今日のゾンビ社会をつくり死に瀕しているのに
ゾンビたちには見えてこない。

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https://ameblo.jp/hifumijuku/entry-12119232471.html

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