個人商店から大企業まで破綻相次ぐ。経済破局が迫っている。

コロナによる経済打撃が、企業・商店の経営の臨界点を超え始めている。特に、この年末から年度末にかけて破綻が相次ぎ、経営の破局へと迫ることになるだろう。
次の来るべき社会(基礎保障制度・国家紙幣)を見据えることの必要と、何より、人々の意識潮流の変化(これまでの需要消失⇒新しい需要源)を捉えた企業のあり方・働き方の追求が不可欠だ。

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■飲食店の倒産、過去最多を更新(リンク

・飲食店の倒産が、2020年1-11月までに736件発生した。この時点で昨年(732件)を既に上回り、通年で過去最多を更新。中小・零細事業者では既に限界を迎えているとみられ、先行き悲観から事業継続を諦めるケースが今後さらに増加が懸念される。このペースが続けば、飲食店の倒産が過去初めてとなる年間800件台に達する可能性も出てきている。年末にかけてさらに倒産増加する恐れ。

■JAL・ANAともに過去最大の赤字
・JALは、2010年の経営破綻した際の赤字幅を超え、2400~2700億になる見込み。売り上げは、60%現減少、この半年の旅客数は76%減と深刻。
・ANAは、5100億円の赤字で、リーマンショック(573億赤字)を大幅に上回る。今後の予測すらできず、完全に舵を投げざるを得ない状況に陥っている。

■百貨店も半数以上が赤字の見込み
・百貨店は、2019年度の時点で、損益が明らかな69社のうち、33社の約半数が赤字に転落している。2020年度のコロナの影響で、過半が赤字転落は間違いないだろう。
・全国売上トップの高島屋においても、この半年で約200億の赤字、初の赤字に転落している。

■外食大手10社中7社が赤字
・外食大手の苦境に立たされており、7割が赤字で、特に居酒屋チェーン(ワタミなど)の減収が大きく、中間段階で70億の赤字。業績予測を出せない状況に置かれている。

■製造業も軒並み赤字・大幅減収
・製造業は、自動車が大打撃を受けて大きな赤字に転落。その他にも機械・鉄鋼・資源においても、多くが赤字あるいは大幅減収となっている。

世の中の8割以上の産業が、回復のしようがないほどに大きな打撃を受けており、一方で、医療・ワクチン系の開発や衛生系の企業が続伸となっている。が、これも、世界を動かすもの(金貸し・奥の院)たちの仕掛けであり、経済破局へと突き進む彼らのストーリー上にある。そのためにも、現状を受け入れてあたふたするのではなく、彼らが次にどう仕掛けてくるのか?⇒どう対処していくべきかが、組織運営を舵取りするための本質となる。
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参照:http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=362373

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