若年層の死因1位が「自殺」 先進国で日本のみ… 深刻な事態

ftt「さらに分析しないといけない課題。はっきりしたことは言えない」。若年層の自殺者数が減らない要因を問われ、厚労省の担当者はこう言葉を濁した。

・若年層、死因1位が「自殺」 先進国で日本のみ…深刻な事態

 昨年の10~19歳の自殺者は659人で、前年より60人増加。人口10万人当たりの自殺者数を示す自殺率も前年比0・3ポイント増の3・1で過去最悪を更新した。

 15~39歳の各年代の死因は自殺が最多で、がんなどの病気や不慮の事故を上回る。15~34歳で比較した世界保健機関(WHO)の資料によると、先進国で死因1位が自殺なのは日本だけで、韓国と並んで若年層の自殺が深刻化している。

・自殺者3ヵ月連続増の背景

 筑波大の太刀川(たちかわ)弘和教授(精神医学)は「メンタルヘルスのリテラシーに関する教育が不十分で、日ごろの悩みをどう解消するかなど自殺予防のための知識が足りない」と指摘する。

 厚労省と警察庁の統計では、今年は7月以降、3カ月連続で前年同月より自殺者数が増加。人気俳優らの自殺報道やコロナ禍の影響が大きいとみられる。

 一般社団法人「いのち支える自殺対策推進センター」の分析では、同居人がいる女性と無職女性の自殺者が多く、家庭内暴力や育児の悩みなどがコロナ禍で深刻化している可能性がある。8月は中高生の自殺者数が過去5年間で最多で、特に女子高生が目立った。

・今の日本って、普通から外れた人間に対してトコトン厳しいもんね。学校でも職場でも、普通に生きていくだけで大変。生きる場所がないって辛いことだと思う。物質的には世界的に見れば豊かなんだけど、心は飢えているのかなと思いました。

・今の日本は治安が良くても物質的に豊かでも
決定的に人としての尊厳を破壊されるような社会だからですよ。
子供は見ている、社会に出た大人がどれだけ惨めな思いをして生きているかを。
そのような社会で生きていくことと自らの生の破棄を天秤にかけて
不本意にも後者を選ばざるを得ないというのが本音だろう。

・年金制度は、もう変えないと無理ですし、このまま行けば、若者が貰えなくなるとしか思えない。
働いても働いても、税金や年金や保険で
手元にお金が残らない国、
いくら治安がよかろうが、衛生的であろうが、鬱にもなりますよ。
夢も希望もない、見えない、、見たくても。
普通の生活がしたいだけなんですよ、平穏な。

・大きな社会問題だな。竹中, 小泉が非正規社員という制度を各企業に導入させたのが大きな原因。安定した生活が補償されないのでは生きるのに疲れるよ。あと、縮小する年金制度。老後はどう暮せば良いの? 格差社会、弱者切り捨てでは夢も希望もなく社会に暗い空気が漂う。

・社会の多数者側でないと居心地が悪い社会。これも原因の一つにはあると思う。多数者の価値観、常識が必ずしも正しくない。人は人、自分は自分でいいんじゃないかな。

・以前は北朝鮮や中韓に生まれたら大変だと思ってたけど、日本もそれらの国と大して変わらないな、というのが最近の感想。ただでさえ少ない若年層が絶望して自死を選ぶ国が今の日本。このままでは支える層がいなくなってしまう。

参照:http://blog.livedoor.jp/gunbird/archives/10306284.html

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