フィリピン海プレートの活性化で駿河トラフ付近に何らかの“異常”が発生・・・w
【 桜えびが記録的不漁、南海トラフは起きかけているとの指摘 】
https://www.facebook.com/taishi.nakamura1/posts/3276762175731722
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「駿河湾にある『駿河トラフ』は南西に伸びていて、そこからフィリピン海プレートが潜り込むことでも南海トラフ地震は発生します。桜えびは駿河湾でしか捕れないものですが、最近、駿河湾の水深200~350mに生息する桜えびの不漁が続くのは、フィリピン海プレートの活性化で駿河トラフ付近に何らかの“異常”が発生したからと考えられます」
迫っているのは、南海トラフ地震だけではない。高橋さんは、大地震が起きてから、数年後という短い期間に、連鎖的に発生する「アウターライズ地震」のリスクを指摘する。
「2011年の東日本大震災でプレート間の摩擦が減り、太平洋プレートの先端が北米プレートの下に沈み込む速度が速くなりすぎて、太平洋プレートが引きちぎれてしまうとアウターライズ地震が発生します。
ここ最近、茨城県北部や栃木県北部などで相次ぐ震源の浅い地震は、アウターライズ地震の予兆とみることができます。実際にインドネシアでは2004年にM9.1のスマトラ島沖地震が発生し、その8年後の2012年にM8.6のアウターライズ地震が発生しました。東日本大震災から8~9年となる現在、いつアウターライズ地震が起きてもおかしくありません」
さらに注意すべきは、「地震の連鎖」が起きるのは国内に限らないということだ。
2011年2月にニュージーランドでM6.1の大地震が起きると、その約20日後に東日本大震災が発生し、2016年2月に同じくニュージーランドでM5・8の地震が起きると、その2か月後にM7.2の熊本地震が発生した。
2019年6月にはニュージーランド付近でM7.4の地震が発生しており、どうしても気になってしまう。
「地球の表面は15~16枚のプレートで覆われていて、どれか1つが動くと、短期間で連鎖的に動く可能性があります。しかも日本とニュージーランドは同じ太平洋プレートの影響を受けるので、両国の地震の連鎖には注意すべきです。
そもそも日本の首都圏は、太平洋プレート、フィリピン海プレート、北米プレートの3枚が重なり合う世界随一の危険地帯であり、どれか1つでもひずみで割れたら、地震が発生します。日本人はいついかなる時も、地震を警戒すべきなのです」