2010年までロキソニンは劇薬指定されていた。 一般の医薬品として薬局で売るために処方箋がいる劇薬指定を解除したということらしい。 もともと薬とは毒性の低い毒薬をさし、副作用は必ずあるもの。

毒薬の毒性の約1/10が劇薬。おおむね50%致死量が1kgあたり300mg以下のものが劇薬に指定。2010年までロキソニンは劇薬指定されていた。
一般の医薬品として薬局で売るために処方箋がいる劇薬指定を解除したということらしい。
もともと薬とは毒性の低い毒薬をさし、副作用は必ずあるものなのですね。

医大生DJブログより引用です。
リンク
【劇薬】
薬事法にもとづき厚生大臣が指定する一群の医薬品。
毒性が強く中毒量と常用量がきわめて接近しているもの,副作用の発現率が高いもの,常用量で激しい薬理作用を示すものなど,使用法を誤ると危険なものが指定される。
同様の主旨で指定されるものに毒薬があるが,通常劇薬の毒性は毒薬の約1/10。おおむね50%致死量が1kgあたり300mg以下のものが劇薬に指定されている。直接の容器や包装には,白地に赤枠,赤字で品名と〈劇〉の文字を記載し,他の薬物と区別して貯蔵,陳列しなければならないことになっている。(出典:世界大百科事典 第2版)

なんとこの薬事法上の劇薬の指定に、あのロキソニンが入っていたらしいです。
しかし2010年1月20日に劇薬指定が解除になったとのこと。

>薬事・食品衛生審議会・一般用医薬品部会 – 厚生労働省
毒性については、一般用医薬品とするに際し、ロキソニン錠を用いた単回投与毒性試験が実施されております また最後に説明がありました。劇薬の解除については、医療用医薬品のロキソニン及びその細粒剤、内用液剤について、先日10月21日に開催された …(リンク

その理由はあまりよくわかっておらず、劇薬だった頃と成分や薬量は全く変化していないそうです。
今では薬局でも買えてしまうロキソニンですが、
元々は他の薬物と区別して貯蔵管理されていたくらいの薬剤ということになります。
痛み止めとして日本でも医療現場で1、2位を争うほどの人気で、あまりにも有名なロキソニンですが、
用法用量はしっかりと守って服用しないといけませんね。

>ロキソニンの副作用:原田歯科医院
リンク
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=310158&g=131205

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