異性化糖:砂糖が合法麻薬であるのは常識だが、スポーツ飲料などに含まれる、遺伝子組み換えトウモロコシで作られた異性化糖、異性化液糖は更に危険である。

砂糖が合法的な麻薬であり、強烈に健康を破壊していく悪魔であるのは常識ですよね。世界で一番多く育てられている作物は、米でも小麦でもなく、サトウキビです。しかしながら、砂糖よりさらに悪魔的であるのは人工的に作られた異性化糖、異性化液糖かもしれません。

特にスポーツドリンクなどの清涼飲料水には、異性化糖、異性化液糖が大量に含まれています。小さな子どもには特に注意が必要だと言えるでしょう。

「異性化糖」もしくは「異性化液糖」
スーパーで食品の成分表示を見ると、実に広範な食品に「異性化液糖」というものが入っています。純粋な直接糖が危険なのはあたりまえのことですが、さて、これはどうなのでしょう?「異性化糖」 は、”isomerized sugar”もしくは、”HFCS(high-fructose corn syrup、高フルクトース・コーン・シロップ)といい、シロップなので「異性化液糖」と言われることの方が多いようです。異性化糖とは科学的に無理やり作り出したブドウ糖や果糖だと思ってもらえばよいでしょう。
スポーツドリンクなどはかなり健康的で体に必要であるかのようにCMしていますが、医学的に考えれば今のスポーツドリンクは、異性化液糖などの含有量が非常に多いうえ、危険な人工甘味料なども加えられており、かなり体に悪い飲み物です。また、異性化糖にはもう一つ別の問題があり、それはほとんどが遺伝子組み換えのトウモロコシを原料として製造されているということです。このようなビジネス形態が出来上がっているのにはすべて深い構造上の理由があります。
アメリカでは2009年より全米の公立小中学校で、自動販売機での糖分入りのソーダの販売を禁止しています。子供の肥満増加を懸念する健康団体や各州の保険当局の要求に応じたからですが、脂質よりも糖分のほうがよほど危険であることを示しています。コーラやサイダーなどの清涼飲料水、スポーツドリンク、アイスクリーム、お菓子などを食べさせているなど、子供が病気になるのを望み、子供の知能が低下するのを望み、一時の麻薬に酔いしれているのと何も変わりはありません。まさに毒親です。
残念ながらこのような状況は経済格差によっても助長されています。アメリカでは貧困層ほど砂糖の消費量が多いというデータがあり、アメリカでは砂糖入りの清涼飲料水や食品が、ミネラルウォーターや生鮮食料品よりも安く手に入ります。その結果どんどん病気が増えることになります。日本でも全く同じ状況だと言えるでしょう。実際にアメリカの研究では砂糖の摂取を減らしたグループと、普通食のグループの行動を比べたときに、砂糖の摂取を減らしたグループは普通食のグループに比べ、反社会的行動が46%低下したというのがあります。特に暴行が82%減、盗みは77%減、と激減しました。
まさに精製糖類は麻薬であり覚醒剤なのです。いちおう砂糖の代わりの甘味料はおいていますが、一番重要なのは家から砂糖を捨てることです。

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