世界約50カ国で展開している世界最大級の意識調査機関Great Place to Work®は2016年版日本における「働きがいのある会社」ランキングを発表しました。このランキングは従業員意識調査を基に選出され、選出企業は優良企業としてグローバルで高い評価を得ています。 このランキングの従業員100人~999人の部門で1位になった株式会社VOYAGE GROUPの「仕掛け」を一部ご紹介します! リンク(以下引用)
~人についての考え方~ VOYAGE GROUPでは従業員を「クルー」と呼びます。同じ船に乗って、同じ方向へ進む「仲間」という想いを込めてそう呼んでいます。SOUL/CREEDに共感するクルーが集まり、VOYAGE GROUPは前進しています。1人で船は漕げません。「クルー」全員で前進していくために、「人」についてのさまざまな取り組みを行っています。
~SOUL~ 「360°スゴイ」 当社では未だビジョンは掲げていません。なぜならば、ビジョンを描くことで変化への対応が遅れてしまうかもしれないからです。また、同時にどこに向かって進んでいくのか、自分たちで決めることができるところがベンチャー企業の良いところだとも思います。 しかし、だからといって「世界を変えるようなスゴイことをやる」という創業時の想いは変わりません。そこで当社では、創業時の想いをソウル(魂)として経営理念の中に盛り込み、これを常に立ち戻るべき出発点として持ち続けていきたいと思っています。
~CREED(VOYAGE GROUPの価値観)~ ①挑戦し続ける。 ②自ら考え、自ら動く。 ③本質を追い求める。 ④圧倒的スピード。 ⑤仲間と事を成す。 ⑥すべてに楽しさを。 ⑦真っ直ぐに、誠実に。 ⑧夢と志、そして情熱。
■環境は変わる、役員も替わる ダーウィンは言った。『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である』と。 であるならば、変化し続け生き残ろう。死にたくないし。 VOYAGE GROUPでは全社経営に携わる経営陣(BOARDメンバー)を毎年見直し、事業環境の変化や事業戦略に合わせたフレキシブルな経営体制を作る仕組みを設けました。 これにより、経営層の固定化を防ぎ、若手クルーの抜擢なども行え、組織活性化につながっています。
■360°会議(通称:サブロク)VOYAGE GROUPを動かそう 経営陣と一緒に全社の経営課題に対して議論する。こんな熱くてオモロイことはない! 自分の視野は広がるし、自分の考えを直接経営層にぶつけられる。 その内容次第では、大きく会社を動かすこともできるから、最高にエキサイティング。
■CCFB – CREED Competency Feed Back まわりのクルーはちゃんと見てるよ。 挑戦し続けていたのか、真っ直ぐに誠実な行いをしていたか、我々が大切にしているCREEDと日々の行動を照らし合わせてのフィードバック。 仲間からの愛ある言葉は、自分自身でしっかりと受け止め向き合うことで、自分をレベルアップさせるチャンスになる。 経営理念である「CREED」に対して、自身の行動に周囲のクルーがフィードバックしてくれる仕組みです。 VOYAGE GROUPが大切にしているCREEDという8つの価値観は、ただ掲げるだけではなく、実際の行動指標として落とし込み、360°評価という形でフィードバックを得ることで、それぞれにとってより根付いたものになり、浸透度の高いものになっていきます。 各自が思いを込めてしっかりとフィードバックを記載するために、本人の納得度も高く、貰ったフィードバックを読んでモチベーションを高めたり、自身の課題がクリアになり、その改善に繋げるクルーも多く、社内からも好評な取り組みのひとつとなっています。 また上長にとっても、マネージメントツールとして機能させることができ、このCCFBによってより突っ込んだコミュニケーションが可能となります。
■勉強会?勝手にやってるだけなんですけどね 仲間が仲間に教え合うことで、互いに成長する。このサイクルが一番効率的だし、一番楽しい。 何をやるのも自由。参加するのも自由。 一癖も二癖もある勉強会ラインナップがVOYAGE GROUPにはある! これらの勉強会は、すべてクルーが自発的に主催し行っているものです。自らが興味を持ったジャンルや、新たに得た経験や知識をクルー同士で共有しあうことで自分自身が勉強になることを身をもって体験しているクルーが多いのだと思います。
(引用終了)
いろいろな仕掛けがあるようですが、どれも「クルー」という仲間がいて、熱いSOUL(魂)があって成り立っているように思いました。 「働きがいがある」「働きたいと思える」場所には、仲間と魂が不可欠なのかもしれません。 いくらガワを整えても活力は再生しませんが、仲間と魂が「何かやりたい!」「やり遂げたい!」という気持ちを沸きたてる起爆剤になりうるのかもしれません。 |