研究者によってマリファナを与えられた動物は脳の構造にまで深刻なダメージを受けることが分かっている。

マリファナの使用による精神的な影響は深刻であり、記憶力や判断力が低下することが分かっている。アメリカではマリファナはアルコールに次いで、致命的な自動車事故を起こした運転手の体内から、もっとも頻繁に見つかる薬物である。研究者によってマリファナを与えられた動物は脳の構造にまで深刻なダメージを受けることが分かっている。アルコールは基本的には免疫を低下させないが、THCは免疫機能を明らかに低下させる(これはアルコール讃美ではない)。THCは数週間からさらに長期間、体の中にとどまるということも科学的研究で分かっている。

2008年にオーストラリアで行われた研究では、マリファナを使用することで脳の異常を引き起こしたり、精神異常との関連を引き起こすことがいわれている。マリファナの使用によって日常生活にさまざまな支障をきたすことが明らかになっている。129の大学の学生を対象とした調査によると、調査前の30日間に27日以上取っていた学生には、注意力、記憶力、学習能力に深刻な低下がみられた。

郵便局員を対象とした調査では、マリファナに陽性反応を示した職員は、それ以外の職員と比較して、事故は55%、けがは85%、欠勤は75%多いことが報告されている。オーストラリアのある研究では、運転中の死亡事故の4.3%がマリファナが原因で生じたことが明らかになった。他にもある研究ではマリファナを吸うのをやめてから4週間が過ぎるまで、その人たちの言葉を正確に思いだす能力が戻らなかったことを報告している。

そもそもなんでこんな議論が起こるのか、その馬鹿さ加減を誰も考えないのだから始末に負えない。多発性硬化症に大麻が効くとか、もう愚民の最たるもの。つまり多発性硬化症とは一体何なのか(もちろん何十回教科書読んでもムダ)、なぜその多発性硬化症とやらに大麻が効くよう感じるのか、その意味が見えてないのだ。大麻の真の歴史も何も知らない。神道の本当の意味も知らない。大麻擁護論者はどうしてあそこまでテンサイなのだろう、もう説明するのもメンドクサイ。

重要なことは薬物によって精神的諸問題を解決しよう、薬物によって社会を変えよう、薬物によって自己を変えようなどという考えが、いかにアホでどうしようもないことかということを悟ることが初歩だ。こうやって科学的な事柄を示すこと自体、日本人がいかに落ちぶれたかということを示しているわけで、恥ずかしい限りである。西洋文化や精神医学的考えや心理学者的考え、エセ芸術的観念が広がってきたことで、その日本人が持っていた純然性や自然への崇拝は失われつつある。そのことに気付く日本人はほとんどいない。

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