ビタミンB3・・・ナイアシン(ビタミンB3)と呼ばれるビタミンは特に変わったビタミン

ビタミンB3
 
ナイアシン(ビタミンB3)と呼ばれるビタミンは特に変わったビタミンで、興味深いので紹介したい。
1950年代にはニコチン酸と呼ばれていたが、紛らわしいので呼び名がナイアシンに変わった。
ナイアシンは大量に摂るとレッドフラッシュ(皮膚の紅潮)をきたす。
そのためにナイアシンアミドが開発されてきたが、実はこのフラッシュに複雑な意味があることをほとんどの人は知らない。
逆にいうと、このフラッシュの特性があるからこそ、ナイアシンは知的なビタミンと呼ばれるようである。
 
このフラッシュは不思議な経過をたどることが多い。
ナイアシンを摂ってフラッシュが出ればナイアシンが悪さをしていると考えられるが、より多く摂るとフラッシュは消えてしまう。
この反応は現在でも科学的には謎とされており、完全な結論は出てないといってもよい。
たとえば、ある患者はナイアシンを与えると水着の形の紅潮が出たという。
さらにナイアシンを与えると、この紅潮は消えてしまうのだ。
この意味するところが、人々に理解できるであろうか。
 
栄養学の権威の一人であるホッファー氏は、ナイアシンに対して特に重要な意味を見出していた。
彼は、統合失調症とはナイアシン欠乏であると提言している。
私はすべてそうとは思わないが、部分的には当てはまるケースがあることに同意している。
とにかく、不思議で必要不可欠なビタミンB3、それがナイアシンであることは覚えておいて損はない。
ナイアシンを多く含む食品の例として、たらこ、かつお、海藻類、きのこ類、レバー、するめ、落花生などが有名である。

参照:https://www.facebook.com/kitigaii/posts/2678201795799372?__tn__=-R

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