研究者らは1992年から2015年にかけて米フロリダ州の病院で生まれた新生児180万人の記録を調査し、それぞれの新生児を担当した医師の人種を確認した。
・白人医師が黒人の赤ちゃんを診た場合、黒人医師が診る3倍以上の死亡率になるというショッキングな記事
白人医師が黒人の赤ちゃんを診た場合、黒人医師が診る3倍以上の死亡率になるというショッキングな記事。
在米邦人にとっても全く他人事ではないだろう。 https://t.co/Ii2qWSdjir
— James F. (@gamayauber01) August 18, 2020
黒人赤ちゃんの生存率は、担当医師が黒人だった場合、非黒人の医師に比べると非常に高くなる。
白人の医師が担当だった場合、死亡した黒人新生児は白人新生児の約3倍。黒人新生児を黒人医師が担当した場合この格差は半減。
なぜ??
※米国の黒人医療従事者は5%https://t.co/5JfWgDd260
— Tomo (@Tomo20309138) August 24, 2020
その結果、白人の医師が担当だった場合、死亡した黒人の新生児は白人の新生児の約3倍に上っていたことが分かった。一方、黒人の新生児を黒人の医師が担当した場合、この格差は半減していた。死亡する新生児が最も減ったのは難産の事例で、他の人種より比較的多くの黒人の新生児の出産を扱っている病院だった。このことから、制度上の要因が重大な役割を担っていると示される。
なぜ黒人の乳児の死亡率に人種の一致がそこまで大事なのかについては、さらなる研究が待たれる。だが論文の筆頭著者で米バージニア州ジョージ・メイソン大学のブラッド・グリーンウッド准教授は、人種が一致していると、医師と母親の間で信頼関係が増してコミュニケーションが取られやすくなり、担当医師が黒人の場合、新生児ケアに影響を与え得る社会的なリスク要因や、度重なる不利益への対応が優れているのではないかと指摘する。
また、白人医師による黒人の女性患者や乳児への無意識の人種差別も関係している可能性がある。白人の新生児の場合、医師の人種による生存率にはほとんど差がない。
・白人医師が人種差別的に、治療に手を抜いているのか?
あるいは言語の壁のせいなのか?
元の論文を確認してないが、使用言語で比較すると、交絡因子がわかる。
他の科でも比較すると、もしかするととんでもない事がわかるかもね。・同じ国に多人種が入り混じる体験をしたことないけど、赤ちゃんの生存率に影響するなんて差別意識ってのは悲惨すぎる。
・あちらは収入によって入れる保険が違うし、行かれる病院でさえ収入によって違う。
その貧富格差もあるだろうけど、担当医師の人種によって違いがあるというのは、驚くばかり。・どこかで見たが、可能性の一つに
赤ちゃんの異常の指標となる肌の赤みなどが有色肌だと見分けづらい、ってのもあるんだろうな。>人種が一致していると、医師と母親の間で信頼関係が増してコミュニケーションが取られやすくなり、
理由はこれであってほしい。
肌の色による偏見で生存率が変わってしまうならば、そんな差別を生まれた瞬間から受けるなんて悲しすぎる。・日本でいう、産婦人科医が男性より、女性の方が生存率が高くなるというのに少し似てますね。
ちなみに、心筋梗塞で搬送される患者の死亡率は約12%。しかし女医が女性患者を担当した場合は、死亡率が5・4%低かった。男性医師が女性患者を担当した場合、女医が治療した男性患者に比べて、生存率は1・52%低かったという。調査結果もあります。・アメリカに住んでいましたが、なんとなく言わんとしてることはわかります。
運転免許事務所、税金の事務所、子どもの幼稚園や学校、病院と、白人の担当者にあたると、あからさまにアジア系を小馬鹿にしたり、重箱の隅をつつくような書類の不備を指摘してきたりと、面倒くさかったです。
アジア系の担当者になると同郷のよしみで(アジア一括は広過ぎですが)、話が通じ手続きがすんなり進められたり。
結局、家族の家庭医はフィリピン出身のムスリムでした。・海外在住。自身を含め現地で出産した日本人は、出血多量で肥立ちが悪い人が多数でした。後で知ったけど、現地医療スタッフが日本人(東アジア人)は人種的に出血しやすい傾向があるのを知らず、それなりの処置をしてくれないからだとか。そういう人種による傾向やリスクの差もあるのかも。