虐待を受けている子どもの90%(特に性的虐待)は、なにが起きているのかということについては、人に語ろうとはしません。 それは、自分が傷つくということのほかに理由があります。

虐待を受けている子どもの90%(特に性的虐待)は、なにが起きているのかということについては、人に語ろうとはしません。
それは、自分が傷つくということのほかに理由があります。
自分が話してしまうと、両親が困ったことになり、家庭が崩壊してしまうことを恐れるからです。
子どもが語るときは、その状態が過ぎ去って大人になってからなのです。
どんなにひどい家庭であったとしても、家が平和であることがほとんどの子どもにとっては大事なことなのです。
なにかの拍子に露見することがありますが、そうなればこれまでの生活は続きません。
親と一緒に暮らさないことが最善な方法だとしても、子どもは自分を責めてしまうことも多いのです。
もうひとつの理由としては、話しても誰も信じてくれないだろうということがあります。
大人の言うことの方を信じて、子どもの自分の言うことを信じてくれる人はいないと感じていることです。
まして、親がきちんと働いている場合などには、この傾向は強いのです。
羞恥心と屈辱、無力感に加え、「誰も信じまい」とする傾向は強くなります。
最も悲惨なのは父親からの性的虐待で、一般人が考えているよりもこのようなケースは多いのです。
被害を受けたのがごく幼い頃の場合
その出来事を記憶の奥に押しやり意識の中に隠してしまうことで身を守っている場合も多い。
その記憶は永久に蘇ることがないこともあるし、なにかのきっかけで突然蘇る場合もある。
しかし、誰かに指摘されない限り自分から話すことはあまりないようです。
忌まわしい記憶を心の奥に隠そうとするとき、神経的な発作を起こすことがあります。
これは薬では解決しません。
その記憶が大きな苦しみを持てば持つほど、抑え込もうとすれば発作となって現れてくるのです。

参照:https://www.facebook.com/y.kai1/posts/2824357284275828

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