活性酸素・・・活性酸素は水や酸素から生成される。極悪非道の産物のようにいわれているが、それは本当だろうか?

活性酸素について
 
活性酸素は極悪非道の産物のようにいわれているが、それは本当だろうか?逆の考え方も成立するというのをここでは書いてみたい。
活性酸素は水や酸素から生成される。
フリーラジカルとは不対電子を持つ原子のことで、酸素系のフリーラジカルはスーパーオキシドアニオンラジカルとヒドロキシラジカルの二つがある。
人間は酸素を使って生きているが、その過程で活性酸素が生成されるのは避けられない。
なのに極悪非道といわれてばかりなのもなんとなくかわいそうだ。
活性酸素は体内で行われる酵素反応を促進したり、人体を構成する細胞内で情報伝達の役割を果たしている。
また、体内に侵入した細菌を撃退する働きもある。
だから本来は必要不可欠なエライ存在であるという考え方が成立する。
 
もちろんちまたでいわれているように活性酸素は増えるといろんな病気にかかわってくる。
一番有名なのがガンだが老化なども有名だ。
しかしここでいえるのは活性酸素が増えて悪さをするのさえ、結果であって原因ではないということである。
科学や医学や栄養学であっても、目先のこと、目の前に起こったことしか興味がないので、これらを悪役として取り上げるだろう。
しかし抗酸化物質だけでなくこの活性酸素自体も捉え方を見直してみると面白い。
 
活性酸素は体を守るために存在し、さらに抗酸化物質はその活性酸素を守るために存在し、ガンはその先でさらに体を守る最後の砦になっているが、実際よいとされているのは抗酸化物質だけだとしたらこれは滑稽な現象であろう。
ある研究によると、体内の活性酸素がなくなると、私たちの脳は学ばなくなるというのもあるらしい。
つまり活性酸素は私たちの代わりに犠牲になってくれているかもしれないということだ。
 
この考え方は原因と結果、病気の根本治療を考える上で重要である。
活性酸素が増えているという事象を追っても意味はない。
なぜ増えているのか考えることにこそ意味があるということだ。
これはすべての真の医学に同じように通じる原理である。

参照:https://www.facebook.com/satoru.utsumi/posts/2588838937866510

シェアする

フォローする