「収入のない20歳がどうして100万ドル近くのレバレッジを割り当てられたのか?」──これは今月12日、アレクサンダー・E・カーンズのパソコンで両親が見つけたメモに残されていた言葉だ。カーンズはこの日、20歳の若さで自ら命を絶った。
・投資アプリ利用の20歳が自殺 「-73万ドル」の残高に絶望
新型ウイルス流行により株式市場が激しく変動する中、カーンズはオプション取引を始めた。
パソコンに残された遺書には、「自分が何をしているのか全く分かっていなかった」と記されている。カーンズが残した携帯電話のスクリーンショットには、マイナス73万165ドル(約7800万円)の現金残高が赤字で表示されていた。
・亡くなったアレクサンダー・E・カーンズ氏
This kid, Alexander E. Kearns, committed suicide because of a confusing UI.
Designers, please look beyond your pretty pixels and consider the potential impact of your interfaces. We’re not playing here, our work can be very dangerous. Treat it as such. https://t.co/R1LdFNcDgK
— Ariana, an anti-fascist ✊ (@arianaescobar) June 18, 2020
ただこの額は、借金の額を示したものではなく、割り当てられたオプションがアカウントに反映される前の暫定残高だった可能性がある。ロビンフッドはプライバシーを理由にカーンズのアカウントについての詳細を公表していないが、「ロビンフッド社の全員がこのつらい知らせに深く悲しんでおり、週末に遺族の方々に連絡を取り、哀悼の意を伝えた」とコメントしている。カーンズは10日夜に自身のロビンフッドアカウントを見て絶望したとみられる。そこには1万6000ドルの保有資産額が表示されていたものの、同時に現金残高としてマイナス73万165ドルという額も記載されていた。フォーブスが確認したカーンズの遺書には、マージン取引を許可したことは決してなかったと主張し、少額の元手でこれほど巨額の損失を生んだことにショックを受けたことがつづられていた。フォーブスの取材に応じたカーンズのいとこは、「彼は73万ドルのマイナスを見た時、将来を台無しにしてしまったと思った」と語った。
・詳細はソースで
・今回のコロナで株価が大きく下がった時、
素人さんはパニック売りしますが、売れたと言う事は
買っている人がいる訳で、買った人は安く買えたとほくそ笑んでいます。・仕様の理解も浅いまま大金ぶち込んでるあたり、遅かれ早かれいつか全財産失ってたと思う。ご両親の悲しみは計り知れないしお気の毒ではあるけど。
しかし海外のFX業者は追証なしも珍しくないが彼の取引していた業者ではそういった措置はないのかな。・レバレッジ取引の場合は、会社側に強制ロスカットの責任があり、投資家は預金以上の損失は出ないと思う。いわゆる追証は、追い証拠金を差し入れなければ、ロスカット処理されるだけである。オプション取引をネットカジノゲームのように軽い気持ちで始めたのかもしれないが、取引内容を十分理解していなかったのは確かだと思う。
・そもそも初めての投資がオプション取引って、なかなかの猛者だな。
亡くなった本人には気の毒だが、本当に取引内容をよく理解した上で投資していたのだろうか?・はじめての未知の取引で巨額のマイナス表示は焦るよな。しかも20歳の若さだからね。
私も先物取引で追証になり、追証を支払うまで資産価格がマイナス表示になること知らなくて焦った事がある。・投資信託や株の現物から始めるのが初心者、いや大部分の方の株式投資の王道。オプションなんて上級者の特別な人向け。
・なんか投資はリスクが高いとか楽して儲けるなんてないってコメントあるけど、今回のやつは一時的な高額請求画面にびっくりしちゃって自殺したって話なのでは?
・無知は怖い。
しかし借金何十億円でもで死刑にはなりませんから。
自己破産すればちゃら。若さと健康があればどうにでもなるのに。
そんな事も無知だったんでしょう。