儲かる医療
僕は歯科医師であり、また歯科医院の経営者でもあります。歯科医院を経営的にみて、儲けるための方法はよく知っています。っていうか、歯科医院に限らず、病院でも、整骨院でも、治療院でも、儲ける秘訣は一緒です。それは何かというと、「治療は行うけど治さない」ことです。
僕みたいに本気で治したい、目の前の患者を救いたいと思い実践すれば、経営的には苦しくなるのは当然です。だって、治ったら来なくなっちゃうじゃありませんか。実際僕は保険診療時代に治療にこだわって治しまくったら、見事に患者が減って病院が潰れかけました。
医療で儲けようとするなら、疾患を治すための治療や指導は一切行わず、疾患の根本原因を決して教えず、その場しのぎの対症療法の技術力を猛アピールしてゴッドハンドと呼ばれるようになれば良いんです。ね、簡単でしょ。
そうやってテレビに出ているゴッドハンドや行列のできる診療所の医者なんて、僕に言わせればすべて儲けの達人に過ぎません。商売人としては正しいかもしれないけど、人としてはダメでしょう。少なくとも僕はそういう輩は好きにはなりません。
そうはいっても本音を言えばみんなお金は欲しいものです。僕だってお金はあればあるほど良いと思っています。闇金ウシジマくんに言わせれば「世の中金がすべてじゃねぇが、すべてに金が必要だ」ってことですね。
だから予約の取りづらい歯科医院とか、待ち時間がめっちゃ長い診療所とか、行列のできる治療院とかって、結局病気が治らないからいつまでも通院が必要になって混んでいるにすぎないんですよ。名医だから混んでいるだなんて勘違いも良いところ。実際あなたも治っていないから、いまだに通い続けているんでしょ？いい加減気付いたら？
参照：https://www.facebook.com/shukaku.nagao/posts/2615530141858207
