癌の治療や検査
スウェーデンの報告。
前立腺がん223人に対し、まったく治療せずに平均10年間経過観察した報告では、死亡したのは124人だが癌死だったのはわずか19人であった。
研究者たちは全摘除は標準的な治療とは言えないと結論付け、(日本でよく行われる)放射線治療も尿道を通した切除も「必要ない」と結論付けている。
胃潰瘍などで意を一部とった患者を二群にわけ、片方は定期的に内視鏡検査し、片方は症状が出るまで放置した。
すると放置群では胃癌が見つかったのは484人中19人(3.9%)、検診群では354人中32人(9.0%)だった。
しかし胃がんの死亡率は放置群が2.9%、検診群が3.4%と発見率が高いのに死亡率が高かった。
長野県で1989年から集団検診をやめた村。
83年~88年までの胃癌死亡数は全死亡の6.0%だったが、89年~94年までの死亡数は2.2%にまで減っている。
乳がん手術に関する二つのランダム化比較試験の報告。
拡大手術をすればするほど転移を防ぐことができ生存率が上がるのか?という研究だったが、手術で大きく切り取っても転移率や生存率には意味のある差はなかった。
1985年アメリカ国立ガン研究所のデヴィタ所長は「癌の化学療法は無力。癌細胞は反抗癌遺伝子(ADG)を変化させ、抗がん剤毒性にすぐに耐性を獲得する。」と議会証言を行っている。
さらに癌細胞は凶暴化し、悪性化してもう増殖を開始する。
「抗癌剤の多投与グループほど短命。」これはアメリカ東部の20の大学、医療機関が参加した、最大級の抗がん剤効能判定研究の結論である。
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