【フクシマ】五輪開催の数分の一以下の費用でトリチウム汚染水を海に流さなくてすむ・・・人として何を優先するべきか?子どもでもわかるだろ!!!

五輪開催の数分の一以下の費用でトリチウム汚染水を海に流さなくてすむ
                 
 トリチウム原子が崩壊してヘリウム3原子になるときに出すベータ線(電子)は比較的小さなエネルギー(19,000 eV)しかもっていないのですが、トリチウムはコンピュータの「トロイの木馬」ウィルスのように水素原子として細胞内の細胞質基質の水になりすまし、DNAの至近距離からこれを攻撃したり、あるいはDNAを構成する水素原子自体になりすましてあるときヘリウム3原子に変ったりするので、その結果、トリチウムは細胞に対してセシウム137等が出すガンマ線の生物学的影響を 1としたときそれに匹敵するかそれ以上の特に強大な障害を起こすことが知られています。
 あのトリチウム汚染水は現在約 1,000兆ベクレルです(1ベクレルとは 1秒間に起きる崩壊の回数)。広島原爆はセシウム137で 89兆ベクレルでした。
     
 我が国の「原子力基本法」では、原子力利用はみだりに利用されないように規制しながら「推進する」と定められていますので、原子力規制委員会も現在の社会通念に照らして「みだり」と言えさえしなければ海に流すことを容認せざるを得ないでしょう。マスコミがその社会通念となる世論と、そして漁民を「流せ」という妥協点へ向けて総がかりで追い詰めているようです。
    
 昭和七年(1932年)5月7日(土)から、日本窒素肥料株式会社(現在のチッソ)は、アセトアルデヒド製造廃液(金属水銀を含んだ熱濃硫酸)を不知火海の水俣湾に流しました。経営陣にとって廃液は製品とは無関係として眼中にありませんでした。工員たちは逆に製品は眼中になくても、廃液が作業着をぼろぼろにすることを知っていましたので、その汚悪水が地域の漁場である水俣湾に流れていくことを恐れました。それでも、海がそれを無限に希釈してくれるものと信じて流しました。しかし、不知火海は内海でしたので、汚悪水の中に含まれていたメチル水銀はあまり希釈されませんでした。日本人は、この負の経験を想い起こしたほうがよいかもしれません。

 トリチウム汚染水を船舶で海洋に投棄することはワシントン条約で禁止しています(陸地から流すことは各国内事情を配慮して禁止していません)ので、陸地からパイプラインで福島県沖の領海に流すと、一部は米国西海岸まで到達するのでしょうが、福島県沖は黒潮(日本海流)も親潮(千島海流)も流れて来ない空白地帯ですから、大部分が福島沖の領海あるいは近海にとどまるでしょう。トリチウムは海から蒸発し、上水道の浄化槽を素通りして飲料水となり、あるいは海産物として我われの体内に侵入するでしょう。新たなトリチウムが我われの体内に恒常的に侵入して来る。そのような事態はやはり異常です。海外でも、特に子供たちに発がんなど様々な影響があることが知られていますね。

 あのトリチウム汚染水は、大型の堅牢な、石油基地のようなタンクに長期間保管すると 12年の半減期を繰り返して純水となり放射能を失うのですからそのときに放出すればよいでしょう。また、可燃性がないので石油基地よりも相互に接近して設置することも可能です。一つずつ設置して上手くやりくりすれば現在の福島第一原子力発電所の敷地内に十分に収まるでしょう。
 オリンピック開催費用の数分の一以下ですむその費用を負担したくないがために、韓国も流したから日本も流せというのでは、品格あるべき国家としての倫理の基準が韓国にあることになるでしょう。

 トリチウム汚染水をもうコントロールできなくなったからといって福島県沖の領海に流してはなりません。

参照:https://www.facebook.com/norio.iriguchi/posts/3508030379237727

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