台風15号の影響で非稼働の研究用原子炉、冷却塔が倒れる・・・稼働していたら関東・東京は終わっていた。

台風15号で、非稼働の研究用原子炉、冷却塔倒れる
稼働して居たら、関東・東京終わっていた。

 日本原子力研究開発機構は9日、台風15号の強風で、材料試験炉JMTR(茨城県大洗町、5万キロワット)の冷却塔(高さ16・5メートル)が倒壊した、と発表した。

 廃炉に向けて準備中で、2006年に運転を止めてから稼働していない。核燃料は約100メートル離れたプールに保管しており、今のところ外部に放射性物質は漏れていないという。

 機構によると、9日午前7時40分ごろ、協力会社の社員が見回りをしていて、冷却塔が全壊しているのを確認した。午前6時時点では異常がなかった。
 冷却塔は木造で高さ16・5メートル、幅約30メートル、奥行き11・6メートル。原子炉を冷やすため使った水の熱を大気に放出する。放射性物質を含まない水を流す金属製の配管などがあり、倒壊で配管から30~40リットルの水漏れがあった。

 また、設備の一部が隣にある換気施設に当たり、壁に穴が開いたという。周辺の高さ10メートルの場所で、午前7時に毎秒30・9メートルの最大風速を観測した。

 JMTRは1968年に初臨界。老朽化のため改修工事を進めていたが、311を踏まえた新規制基準を満たすのに必要な費用がかさむことから、再稼働を断念した。(川田俊男)

 冷却塔は、JMTRが運転を始めた1968年ごろに建てられた。機構は、風圧に関する当時の法律の基準は満たしていたとしている。2011年の東日本大震災後、建物の劣化や骨組みなどの検査を受けたが、問題はなかったという。 当時の法律に違反してないから「問題ない」と言う姿勢で良いとする神経は皆さん解るだろうか?

 JMTRは、炉心で多くの中性子を発生させ、原発で使う燃料や材料に当てて耐久性などを調べるのに使われた。
日本中の原子炉の放射能による劣化を確認する施設のひとつだ。 これが廃止されたと言うのは、日本中の原子炉の劣化は今後考えないと言うお話にもなり得る。

 冷却塔は木造で高さ16・5メートル、幅30メートル、奥行き11・6メートル。外側がスレート材で覆われている。西側に横倒しになった。これが稼働中なら関東全域が汚染されたであろう。 
隣接するJMTR排風機の壁面2カ所も破損。冷却塔の外階段がぶつかったとみられ、直径約80センチと約40センチの穴が開いていた。

原子力機構は「同じような建物の対策を検討したい」としている。
「したい」ではなく、してない原発や原子力施設がある事や稼働している事、これらの姿勢をあなたは看過できるだろうか?

https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15680452887513

参照:https://www.facebook.com/photo.php?fbid=2573437652740278&set=a.193322607418473&type=3&theater

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