2019年もっとも残留農薬が多い野菜果実(EWG最新発表)・・・あなたの食べているものは大丈夫??きちんとした知識を身につけ健康に生きよう。

『2019年もっとも残留農薬が多い野菜果実は? 』(EWG最新発表)

今年(2019年)もEWGによる、残留農薬の多い農作物(Dirty Dozen)と、ほとんど農薬が検出されない農作物(Clean Fifteen)が昨日発表されました。

これは毎年行われるアメリカ農務省(USDA)による残留農薬試験を環境団体EWGが分析し、その順位をつけたものです。(※あくまでアメリカ国内の農作物の調査です。日本ではありません。)

[Dirty 12] 2019年農薬汚染度の高い農作物
1.いちご
2.ほうれん草
3.ケール
4.ネクタリン
5.りんご
6.ぶどう
7.桃
8.チェリー
9.西洋ナシ
10.トマト
11.セロリ
12.じゃがいも

https://www.ewg.org/foodnews/dirty-dozen.php
.

[Clean 15] 2019年農薬が検出されないクリーンな農作物
1.アボカド
2.とうもろこし
3.パイナップル
4.エンドウ豆
5.玉ねぎ
6.パパイヤ
7.ナス
8.アスパラガス
9.キウイフルーツ
10.キャベツ
11.カリフラワー
12.マスクメロン
13.ブロッコリー
14.マッシュルーム
15.ハネジューメロン

https://www.ewg.org/foodnews/clean-fifteen.php
.
この結果を分析したEWGによれば、いちご、りんご、さくらんぼ、ほうれん草、ネクタリン、ケールのサンプルの90%以上が、2種類以上の農薬の残留があったと述べています。

ケールとほうれん草のサンプルは、他の作物よりも平均して10~80%多い残留農薬を含んでいました。アボカドとスイートコーンが一番クリアで、サンプルのうち農薬が検出されたのは1%未満でした。そしてClean15リストに掲載された果物と野菜のサンプルの70%以上に残留農薬はありませんでした。

複数種の残留農薬が検出されたのは、クリーン15においては非常にまれだったようです。2種類以上の農薬が含まれているのは、クリーン15のサンプルのうちわずか6%でした。

EWGの分析によると、残留農薬の量は、作物の品目種類によってはっきりとした違いがあることを述べています。そのため、毎年こうしたDirty DozenやClean Fifteenを公式に発表しているのです。

また、アメリカ・インディアナ大学の報告では、「インディアナ州に住む妊婦被験者の90%以上から、除草剤の主成分グリホサートが検出された」ことを発表しています(Environmental Health201817:23)。この調査は、妊婦に尿検査をしたところ、93%から除草剤ラウンドアップの主成分グリホサートが検出され、特に、農村部の女性やカフェイン飲料をよく飲用する人ほど高く見出されたそうです。さらに研究者は、「私たちのコホート研究結果では、母体のグリホサート曝露と、妊娠期間の短縮化に有意な相関がある」ことも指摘しています。

いずれにしても、世界ではますます食品の安全性が問われる中、日本では全くと言っていいほど動きがなく、それどころか緩和していくことの方が多い気がします。

参照:https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1144628582384175&set=a.122416054605438&type=3

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