タンポポコーヒーの薬効作用 タンポポコーヒーは圧倒的な健康改善効果があり、なによりもカフェインが含まれておらず、植物毒性も非常に低い食品です

タンポポコーヒーの薬効作用

私はタンポポコーヒーをよく飲みます。タンポポコーヒーとはタンポポの根っこを焙煎したもので、コーヒーの代用として欧米で利用されてきました。

タンポポコーヒーは健康面において非常に素晴らしい効果を発揮します。

まずは抗がん作用です。

タンポポの根っこの抽出成分には肝臓がんを抑制する効果があることがわかっています(Front Pharmacol. 2017 Nov 28;8:875)。さらに、その抽出成分には、正常細胞に影響を及ぼさずに、すい臓がん細胞をアポトーシス(自殺死)したりオートファジーを誘発する作用があることが報告されています(Pancreas. 2012 Oct;41(7):1039-47)。また、大腸がんに対しても抗がん作用を発揮しています(Oncotarget. 2016 Nov 8;7(45):73080-73100)。

そもそもタンポポ根の抽出成分は、古くからの民間療法では、消化器官の改善に用いられることが多かったようです。実際に、タンポポ根にはイヌリンという水溶性食物繊維が豊富で、これが腸の改善に役立ちます(Nutr Hosp. 2014 Aug 1;30(2):244-52)。また、動物実験では、タンポポ根の抽出成分が胃の蠕動運動や小腸への移送に役立つことが報告されています(Neurogastroenterol Motil. 2011 Aug;23(8):766-e333)。

タンポポの根に含まれるセスキテルペンラクトンという成分には抗炎症効果および抗酸化作用があり、タラキステロールという成分には抗菌活性や抗炎症効果、クロロゲン酸には抗糖尿効果、抗酸化作用そして抗がん作用、そしてチコリ酸には胆汁酸排泄や抗糖尿病効果があります(Rev Diabet Stud. 2016 Summer-Fall; 13(2-3): 113–131)。

また、タンポポ根には抗ウイルス効果があり(Mol Med Rep. 2014 Apr;9(4):1381-7)、強力な抗菌作用があることも多々報告されています(Phytother Res. 2015 Apr;29(4):526-32)。

他にも科学的に見いだされている効果として、骨強化、皮膚の再生促進、降圧効果なども有名です。

以上のようにタンポポコーヒーは圧倒的な健康改善効果があり、なによりもカフェインが含まれておらず、植物毒性も非常に低い食品です。また、飲用後、体が温まりますので、この時期にオススメです。

ぜひタンポポコーヒーを試してみて下さい。

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