ストレスフリーで、子どもがグングン伸びる! マインドフルネス子育て法
山口 創 (著)
『マインドフルネス子育て法』山口創 著
山口創先生の新著、とても面白かったです。
子どもにとって一番のストレスの要因は、なんといっても親のストレス。これは揺るぎない事実。親のイライラは子どもに伝染し、そして未来の子どもにも伝わっていくかもしれません。
その中で、いまマインドフルネスが注目されつつあります。マインドフルネスとは、簡単に言えば、「今ここに意識を向けて、あるがままに見つめ俯瞰すること」です。このとき、私も昨年から始めて少しずつですが自分のものににしていってます。(全然まだまだですが汗)
誰でもイライラしたり、怒りの気持ちが治らなかったりします。その中でマインドフルネスでは、自分の感情に気づくことができるようになり、自分の今のこの状況から距離を置くことができ、俯瞰的に見つめることができるのです。こうして、一時的な感情や極端な考えをコントロールできるようになります。
実践的な方法として、まず複式呼吸に集中させます。しかし、最初は誰でも気づいたら雑念が入り、呼吸への意識から遠ざかってるものです。それだけ現代人は頭で考えることが多く、集中力が低下しているのです。しかし、雑念を解き放ち、再び呼吸に戻る練習を毎日続けていると、確かに、今ここに集中することができます。(言葉で説明するのはなかなか難しいですね^^;)
ほか、食べるマインドフルネス、歩くマインドフルネスと色々な実践法があります。あとは本書を読んでみてください。
マインドフルネスをものにしていくと、確かに人生変わってきますね。この本は子育てを視点に、マインドフルネスの実践が学べます。ただし、この効果は続けてやっていかないと分からないと思います。
ぜひ、皆さんの生活にもマインドフルネス取り入れてみてください。あらゆることがプラスになってくるでしょう。
マインドフルネスを子育てに!
「いま、ここ」を受け入れ、
二度と戻らない、大切な子育て時期を
親も子も幸せに生きるコツが満載!脳から変わる、ちょっとずつ変わる、新しい子育て習慣
親も、子どもも変わっていく 親→子どもへの怒りやイライラから開放される 子ども→、落ち着きが出て集中力もUPする
そのスマホをやめて、 お子さんのほうを、じっと見てください。
著者について
桜美林大学リベラルアーツ学群教授。臨床発達心理士。専攻は、健康心理学・身体心理学。 1967年、静岡県生まれ。早稲田大学大学院人間科学研究科博士課程修了。 著書に『子供の「脳」は肌にある』(光文社新書)、『愛撫・人の心に触れる力』(NHKブックス)、『皮膚感覚の不思議』(講談社ブルーバックス)、『手の治癒力』『人は皮膚から癒される』(草思社)、『子育てに効くマインドフルネス』(光文社新書)、『皮膚は「心」を持っていた! 』(青春出版社)、『皮膚感覚から生まれる幸福』(春秋社)など多数。