【大麻 ヘンプ】日本の現時点の法律では、この中の穂と葉を所持することは違法ですが、その他の部位については、どんな形に加工されても問題なく、様々な商品として日常生活の中でも使われています。

石油に代わる未来資源であり、古代から日本をはじめ世界の資源として使われていた麻。

日本で「麻」という言葉は、繊維業界では亜麻(リネン)や苧麻(ラミー)を指しますが、ここでの麻は大麻であり、英語でヘンプと呼ばれているものです。

大麻と麻(リネンやラミー)は、どちらも繊維として利用されていますが、根本的にまったく別の植物。

大麻=麻薬としての情報しか世間一般には出回っていませんが、前述したように大麻は石油に代わる天然資源であり、どこを取っても余すことなく利用できる万能植物であります。

大麻は、大きく分けると5つのパーツで分けることができます。

穂・・・医療品、神道儀式
種・・・食品、食用油、化粧品、石鹸
茎・・・(皮)糸、ロープ、繊維、編み物 (芯)エタノール燃料、紙・建材、プラスチック
葉・・・医療品、肥料、飼料、嗜好品
根・・・土壌改良

日本のメディアでは、この中の「葉」の部分の嗜好品として吸われていることを麻薬として扱い、また一方で大麻の持っている他の有用性についてはほとんど触れません。

日本の現時点の法律では、この中の穂と葉を所持することは違法ですが、その他の部位については、どんな形に加工されても問題なく、様々な商品として日常生活の中でも使われています。

一般的に麻の実ナッツやヘンプオイルなどの種が有名で、また繊維として活用される茎の皮部分も知られてきましたが、これまで工業的な部分で使われていた茎の芯の部分については、あまり馴染みのない方が多いと思います。

https://www.facebook.com/taihei.takizawa/posts/1563043530442123

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