原発の稼働がないのに電力会社8社は黒字確保・・・しかも東電は経常利益が71%も増えたとか・・・w
【 東電 経常利益71%増 】
東京電力が三十一日発表した二〇一四年九月中間連結決算は、通常の事業活動によるもうけを示す経常利益が前年同期比71・4%増の二千四百二十八億円と大幅増益になった。
夏場の気温が低めに推移し電力需要が抑えられ、効率の悪い火力発電を使わずに済んだことで燃料費が減少。二年連続の経常黒字となった。
広瀬直己社長は記者会見で、先送りしていた発電設備の修繕が下半期に見込まれることなどから「収支の大幅悪化(の可能性)を否定できない」と説明。追加のコスト削減策を検討した上で、電気料金の再値上げが必要かどうかを年内にも判断する考えをあらためて示した。
通期でも一千億円超の経常黒字が予想されており、収支改善が進む中での値上げ検討に反発が出そうだ。
中間期での燃料費の減少は五年ぶり。売上高は3・7%増の三兆三千三百四十一億円。純利益は、福島第一原発事故で原子力損害賠償・廃炉等支援機構からの賠償資金の交付額が前年より少なかったことから52・9%減の二千九百一億円となった。◆電力8社 黒字確保
大手電力十社の二〇一四年九月中間連結決算が三十一日、出そろった。事業活動の損益を示す経常損益でみると、電気料金の値上げにより三社が黒字転換するなど、計八社が黒字を確保した。収益の回復は鮮明になったが、各社は原発再稼働に見通しが立たないとして、先行きには慎重な見通しを示した。
一三年九月に値上げした東北電力は大幅な黒字となった。中部電力は四年ぶりの黒字だった。
一方、関西電力は原発の稼働がゼロとなったため、燃料費が中間決算として過去最高を記録した。http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2014110102000123.html