テロ組織ISISに対する、アメリカとその同盟者の支援:アメリカは本当に正義か?

「PARS TODAY」さんの記事を紹介します。

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【テロ組織ISISに対する、アメリカとその同盟者の支援】

アメリカを始めとする西側諸国と、「イラクとシャームのイスラム国」を自称するテロ組織の戦いが、ここ数日盛んに議論されています。アメリカの政府関係者も、このテロ組織の脅威に対抗する立場を見せ、シリアやイラクに対する空爆を開始しました。しかし、アラブ弁護士連合会のハリース事務局長は、最近、このテロ組織の本質を明らかにする立場をとっています。

ハリース事務局長は、「タクフィーリー派のテロ組織ISISはアメリカによって作り出され、育てられ、シオニスト政権イスラエルは負傷したこの組織のテロリストの治療を行っている」と表明しました。これ以前にも、アメリカの諜報機関の元職員スノーデン氏はアメリカとシオニスト政権の情報機関がこのテロ組織と連絡を取っていたことを暴露していました。スノーデン氏はまた、「アメリカの情報機関はイギリスやイスラエルの諜報機関と協力して、ISISをつくりだした」と語りました。さらに、「アメリカがイスラエルやイギリスと協力して、世界中から過激派を一箇所に集め、テログループを作り出そうとしていたことを証明する文書が存在する」と表明しました。スノーデン氏は、「ISISの指導者は、一時期シオニスト政権の諜報機関モサドの集中的な軍事教練を受けていた」と述べています。

こうした中で、以前このテロ組織ISISのメンバーだった「ウマル」と名乗る人物が、トルコの新聞ハバルのインタビューで、シオニスト政権がこのテロ組織の重要な支援者だったことを暴露しています。

あらゆる証言から、このテロ組織がアメリカやイスラエルと緊密な関係を持っているということが明らかにされています。西側諸国がこのテロ組織への対抗を主張していた中でも、このテロ組織の広報担当はシリア南部クネイトラ県で、「シオニスト政権との戦いは無意味だ」と表明しました。シリアで活動しているテログループのリーダーの一部も、最近パレスチナの被占領地で行われたテロとの戦いに関する会議に参加し、シオニスト政権に対し、テロ組織ISISがシオニスト政権の利益を損なわないという確証を与えました。

(中略)

考えるべきなのは、アメリカ財務次官が、「一部のペルシャ湾南岸のアラブ諸国は、テロ組織ISISに資金を提供している」と強調した点にあります。一部のアラブ諸国と西側諸国の結びつきに注目すると、アメリカのゴーサインによりこのテロ組織に対する資金援助が行われていることは疑いようがありません。アメリカやペルシャ湾南岸のアラブ諸国は、ここ数年間、このテロ組織に対して資金援助や武器支援などを行っていました。シリアやイラクで、テロ組織ISISの兵器の多くが発見されていることは、彼らが必要とする武器をアメリカやシオニスト政権が提供していることを示しているのです。

現在もアメリカは、テロ組織ISISとの戦いを口実に、このテロ組織による衝突が発生している国に地上部隊を投入しようとしてます。

(中略)

現在アメリカはこのテロ組織の拠点への攻撃を口実に、シリアの石油施設を攻撃しています。一部の政界は、このテロ組織との戦いはシリアのインフラを破壊するための西側の口実だと考えています。このため、シリアのジャアファリ国連大使は、明確に、「西側諸国の対テロ連合は、単なる見せかけだ」と表明しているのです

http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=330681

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