クロロキンは、2005年8月に発表された研究成果で「SARSコロナウイルスの感染を防止する働きがある」ことが示され、MERSコロナウイルスの治療薬としても有望視されてきた・・・
アメリカが期待した「クロロキン」 ブラジルで被験者死亡で臨床試験中止
アメリカが期待した「クロロキン」、ブラジルで被験者死亡で臨床試験中止
──トランプ大統領「ゲームチェンジャーになる」と期待していたが…https://t.co/NcrynZhOts#治療薬 #新型コロナウイルス
— ニューズウィーク日本版 (@Newsweek_JAPAN) 2020年4月15日
米国のトランプ大統領は、2020年3月19日の記者会見で「クロロキンがゲームチェンジャーになるかもしれない」と述べ、新型コロナウイルス感染症の治療でクロロキンに大きな期待感を示した。アメリカ食品医薬品局(FDA)は、3月28日、新型コロナウイルス感染症で入院中の体重50キロ以上の患者の治療にクロロキンの使用を認める「緊急使用許可(EUA)」を出している。
ブラジルの研究チームは、ブラジル北部マナウスの病院に入院中の新型コロナウイルス感染症患者81名を対象に、クロロキンの効能と安全性を評価する臨床試験を実施。
・トランプ大統領が推していた「クロロキン」
すべての被験者に抗生物質の「セフトリアキソン」と「アジスロマイシン」を投与したうえで、そのうち41名に、1回600ミリグラムのクロロキンを10日間にわたって1日2回、合わせて12グラムを投与する一方、残りの40名には、1回450ミリグラムのクロロキンを初日のみ1日2回、その後4日間、1日1回、合わせて2.7グラムを投与することにした。しかし、被験者のうち11名が死亡し、臨床試験は6日目で中止された。
6日目までの臨床試験の結果によると、クロロキンを高用量投与したグループで死亡者数がより多く、クロロキンが重症な不整脈を引き起こすおそれがあることもわかった。クロロキンを高用量投与した後に死亡した患者2名は、死亡する前、心室頻拍が認められた。また、低用量投与した患者でも死亡例があることから、低用量投与であれば安全であるとも言い切れない・・
・ニュース映像
こえーなー…
— ちゃこっ (@chocoChacott) 2020年4月16日
マジでドラマのような展開になってきたな
— ツッコミさん太郎 (@TSUCCOMI3TARO) 2020年4月15日
そりゃ、そうだ。免疫抑制剤は危険なんだよ!
— 手を洗う営業マン【TAMU FC No.84】 (@KaIKeILQiQoLD48) 2020年4月15日
クロロキンは元々諸刃の刃だからな、、、
— dust (@lastdreaddust) 2020年4月16日
目的外使用のリスクだな。
「目的外でもいいから、BCGを撃ちたい」ってバカな大人は、こういうリスクも肝に銘じておくべき。
— Live long & prosper (@titan3xFnfxte) 2020年4月15日
アビガンが世界を救って欲しい。
認可を早く。— latest Line (@DODlA0TvjZdsCya) 2020年4月15日