クォークや陽子にも意識は宿っている

「”意識”が(自分以外の)対象へと情報伝達する」ということ。ということは、伝達する為の媒体物があるはずで、それらは「振動(波動)」であると以前から筆者は思っていましたが、今回紹介する記事を見て確信に変わりました。

>実は、「意識というものもまた周波数(あるいは音)である」という事実について、最近の研究では、実はかなり進んでおり、さらにはその”意識”の解明において、現在の最先端の研究では「すべての物質に意識がある」という見方が有力になってきているというのです。

>簡単に解説すると、生物進化の過程では”意識”は現れず、むしろ、それは常に物質と関連している。つまり”生物進化よりもっと以前の原初的なもの”という見方なのだそうです。

”意識”を科学する~「無機物を含めたこの世の存在すべて」と人間の意識は常に共鳴している~(341405)より

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上記の投稿では、”すべての物質に「意識」がある”という提唱が成されていますが、陽子やクォークにも「意識」が存在するという研究者の発表があったそうです。これまでの物理学や生物学を覆すような統一理論に近い発見になるのではないでしょうか。

以下、リンクより引用

(引用ここから)

英・ダラム大学教授の哲学者フィリップ・ゴフ氏の新刊「Galileo’s Error: Foundations for a New Science of Consciousness」が大きな話題になっている。なんと、ゴフ氏は同書で意識はクォークや陽子にさえ宿っていると提唱したというのだ。米誌「Scientific American」などを参考にその概要を紹介しよう。

・「Scientific American」(1月14日付)

書籍タイトルからも分かる通り、ゴフ氏はガリレオ以来の自然科学がある間違いを犯していたと指摘する。それは科学で意識を解明することだ。ゴフ氏によると、ガリレオが数学を科学の言語にしたことで、科学は量化できるものはなんでもうまく説明してきた。しかし、意識は量に還元できるものではなく、たとえば、赤の赤さは数学では表現できないとゴフ氏は言う。そもそもガリレオも意識を科学で解明しようなど思っても見なかっただろう。

普通、意識は脳という物質から発生する何かだとされるが、ゴフ氏はむしろ意識こそ根源的であり、宇宙に偏在すると主張する。クォークや陽子にも意識があるとするのだ。

ただ、ここでゴフ氏が意識としているものは、自意識や自己の存在を反省できる意識というものではなく、単に“経験”、喜び、痛みや視覚的経験、聴覚的経験などのことである。

人間の意識=経験は極めて複雑なものだが、動物ではより単純に、植物ではさらに単純になる。そのようにして意識は徐々に単純になり薄まっていくが、決してゼロにはならないというのがポイントだ。クォークや陽子も意識の欠片みたいなものを持っており、決して人間のような経験はできないが、極めて単純な経験を持っているということだ。

このように意識が万物に備わっているという考えを「パンサイキズム」と言う。スピリチュアル的な響きを持つ言葉だが、ゴフ氏は、“質”を扱えない科学を補完する意味でも、意識を取り扱うパンサイキズム哲学が必要だと主張している。

参照:http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=353544

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