30年後存在が疑わしいEUが2050年排出ガス目標でバカ騒ぎ

現在のEUは年金改革でパリが炎上中(リンク)。本来なら30年先の「二酸化炭素排出量」の心配している場合ではないハズ。
なぜ彼らがここまで二酸化炭素による地球温暖化に拘るのか。もはやビッグチャンスは「地球温暖化」にしか残されてないのかもしれない。

リンクより転載します。
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■地球温暖化対策という「巨大ビジネス」

EUの欧州委員会は12月11日、気候変動対策「欧州グリーンディール」を発表した。内容は、2050年までに温暖化ガスの排出を実質ゼロにすることが柱である。

筆者は、このニュースが飛び込んできたとき、
1.欧州委員会の委員は正気ではない
2.EUが巨大利権に飲み込まれた
のどちらかであろうと思った。

確かに、欧州の歴史を振り返れば、海外の国々に「欧州標準」を浸透(洗脳)させ、儲けてきたのは事実である。

12月13日の記事「ローマ教皇に言いたい、バチカンこそが難民を受けいれるべきです!」で述べた様に、欧州の国々はまずキリスト教(カトリック)を様々な国々で布教し、「汝の敵を愛せよ」という「キリスト教標準」を洗脳した後で、自らはその教えを無視し、次々と「汝の敵」を武力で植民地化していった。

この植民地化で、カトリック教会(バチカン)だけでなく、欧州諸国がどれほど莫大な富を築いたのかは、バチカンをはじめとする当時の素晴らしい建築物や残された金銀財宝などで容易に理解できる。

また、最近でも、欧州は工業製品や個人情報保護などの規格作りに熱心である。もちろん世界標準の規格を牛耳れば、巨万の富を得ることができるからである。

■環境車=ディーゼルの結末

しかし、欧州(EU)の力の低下とともに、この戦略にもほころびが見え始めてきている。

先端技術やサービス分野では日米に太刀打ちできず、さらには共産主義中国にさえ追い上げられるような欧州に残されたのは、「観光用の遺跡」と「環境」くらいである。彼らがやたら「環境」を叫ぶのも、このような経済的動機があるからだ。

まず、2018年8月27日の記事「騙されるな、空前の電気自動車(EV)ブームは空振りに終わる」で述べた様に、電気自動車ブームは、ガソリン自動車やハイブリッドでは到底日本に勝てない、共産主義中国と欧州の必死のプロパガンダと、それらの国々に忖度した日本をはじめとする国々のオールドメディアによって引き起こされた。

中国のガソリンエンジン技術は、日本から10~20年は遅れていると言われ、追いつくのは未来永劫不可能に思える。

また、欧州は「ディーゼル車の検査不正問題」で、それまで「環境車」として推進していたディーゼル車が大こけしたので、電気自動車にシフトせざるを得ない事情があった。

もちろん、データが捏造されていたのだから「ディーゼル車が環境にやさしい」というのは「真っ赤な嘘であった」と言っても過言ではないだろう。

当時から、良識ある人々は「日本では規制されているディーゼル車がなぜ欧州では環境車に『変身』するのか?」という疑問を持っていたが、多くの人々は深く考えず、「欧州の政府が言っていることだから……」と信じ込んでいた。

「人類が排出する二酸化炭素による地球温暖化」という話も、「ディーゼル車の検査不正問題」と同じ匂いがする。

■地球の気温は主に太陽活動の結果だ

そもそも、「人類が排出する二酸化炭素による地球温暖化」の証拠となるデータは、いまだ正式な形で公開されたことがない。

つまり、我々は「宇宙人にさらわれて人体実験された」と主張しながらも「証拠は宇宙人によってすべて消された」と主張する人々を相手にしているようなものである。

「宇宙人にさらわれなかった」事の証明は「悪魔の証明」と呼ばれ、現実には不可能なことが分かっている。「地球温暖化論者」は、自分たちが証明すべき「人類が排出する二酸化炭素による地球温暖化」を、我々が反証しなければならない問題にすり替えているのだ。

10月9日の記事「『地球温暖化騒動』の『不都合な真実』に目を向けよう」や、10月22日の記事「日本人が知らない『温暖化対策』巨額すぎる無駄なコスト」で述べた様に、「人類が排出する二酸化炭素による地球温暖化」はそもそも荒唐無稽な話である。

これらの記事に付け加えたいのは、「文明崩壊」(ジャレド・ダイアモンド著、草思社)で述べられている、長期にわたるマヤ文明における大旱魃の「208年周期」である。

この周期は、他の文明の記録でも裏づけられているが、これだけ正確な周期というのは、太陽活動の結果と考えるのが「科学的思考」が導く結論である。

「地球温暖化論者」は、産業革命前から大きく変動している地球の気温(当然これからも同じ理由で大きく変動する)と、「人類が排出する二酸化炭素」との関係を、「科学的」に証明することから始めるべきだ。

今のままでは、「太陽が地球の周りをまわっているのは、神の御心だから、それを信じないやつは、異教徒だ。したがって、拷問の上火あぶりだ」と言われているに等しい。

もっとも、そのような「洗脳」によって欧州の支配者階級が繁栄してきたのは事実だが…

参照:http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=352433

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