この世界はすべて善意の陰謀によって近づいてきますが、その代表的な例が「フェアトレード」だと言える

フェアトレード
 
この世界はすべて善意の陰謀によって近づいてきますが、その代表的な例がフェアトレードだと言えるでしょう。
人はいいことをすることにより、人助けをすることにより自分が正しいと思い込みたい生物ですが、それが本質的に正しいことはこれまで一つ足りとありません。
しかし残念ながらそれはこれまでやってきた愚行をさらに上塗りするものであり、本来あるべきその土地の風土や農業や経済を、根本から破壊し奴隷システムの構築に役立っています。
 
フェアトレードは発展途上国などにおいて、労働者の改善を目指すという建前で始まった運動であり、最近流行りになっています。
まさにグローバリズムの思うツボですが、その地の人々を使い商品を作り先進国と呼ばれる場所で売る、これにより多種の「超お金持ち」に対するメリットがうまれます。
その商品がいくらで売れているかとか、生産者がいい人とかは何の関係もありません。
いつも「超お金持ち」は偽善の仮面をかぶってやってくるのです。
 
人の役に立ちたいという人々はこの善意をさくっと利用されます。
単純にいっても通常のフェアトレードは、仲介人がかなりマージンを取っていきます。
フェアトレード自体がブランド化してそれが大手で売られている時点で、おかしいと思わないといけません。
しかし本質的な問題とは、もともと現地の人々はフェアトレードなど必要とはしていなかった、という現実です。
これには二つの意味があります。
そのためには侵略者の歴史について考える必要があります。
 
一つは発展途上国と呼ばれる国々はすべてある人々に侵略された植民地であり、そこで生まれた奴隷たちは本質的には奴隷ではありません。
しかし植民地の人々が奴隷になったのも学が無くなったのも経済貧困になったのも、農業が立ち行かなくなったのも郷土品が消えてしまったのも、すべて「彼ら」が侵略したがゆえです。
そしてその「彼ら」は侵略が完成し尽くした後に、フェアトレードに代表される新たな搾取システムを作りました。
「彼ら」と助ける偽善者がいなければ、貧困国はいくらでも自己再生できる力をもっているというのに。
 
そしてもっと問題はすでに自己再生の兆しがある国に対しても、フェアトレードを推奨することで、より経済奴隷化を促しているということです。
生きることや国や国の経済の本質は自活し自給自足できること、だから大国と呼ばれる国はすべて自給率100%以上なのです。
いまはGMOがあるのでその数字も簡単には受け取れませんが、本当の支援とは「食べて応援ふくしま」のごとく買ってあげることではなく、そこがその人たちだけで自立して行けることなのです。

参照:https://www.facebook.com/kitigaii/posts/2674616712824547?__tn__=-R

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