ご存じのように、先日、日本高血圧学会から高血圧治療ガイドライン2019が公表され、高血圧の基準値を従来の140／90mmHgから、130／80mmHgへ変更されました(75歳未満)。
厚労省の統計によると、今回の変更により高血圧患者は現在の4300万人から2000万人増えて6300万人になるようです。つまり日本人の半分が高血圧になってしまいます。なんか、バカバカしくさえ思ってしまいます。
これは本当に国民を思ってのことなのだろうか？安易な言い方かもしれませんが、これは、製薬利権の思惑なのでは？と、どうしても思ってしまいます。
血圧は降圧剤などで無理矢理下げようとすると、かえって脳梗塞のリスクが上がることがあります。そもそも血圧が高くなるには原因があり、その原因に打ち勝とうとして、血圧をあげることで脳に必死に血液を送る体の恒常性の結果でもあります。
その原因を追求せずして、薬で無理矢理下げるという対症療法は、もはや時代遅れだとさえ思います(もちろん緊急時は対症療法は必要ですよ)。
そして、根本的な解決は、先天性でない限り、実は食事指導や栄養指導そして生活習慣の改善をきちんとしていけば、全ての人では無いにしても、実は多くの人が薬に頼らず回復へと向かうことができると、私は強く確信しています。
早く新しい世代に変わって、このような短絡的な対症療法が減ってくる時代が来ることを切に願ってやみません。
参照：https://www.facebook.com/nobunaga.yoshitomi/posts/1177287342451632
