病気だらけの地球で ウサギやミツバチ、ゾウなどの「動物のパンデミック」も進行中

リンクからの抜粋です

◆滅亡的な渦中にある生態系

日々の報道を見ていますと、今は実に「病気の時代」であることが強く実感されるときに生きていることを自覚します。

さて、そのような新型コロナウイルスのような感染症が流行している中で、今、いろいろな「他の感染症」が流行の気配を見せていまして、それは人間も動物もなんですが、少しご紹介したいと思います。

◆◆◆人間の病気◆◆◆

◆カザフスタン:きわめて致死率の高い謎の肺炎

毎日平均 4500人ほどの患者が発生している(カザフスタンの人口は1800万)ということになり、そして、その致死率は 14%に達しているということなります。

◆中国の内モンゴルでは、「黒死病」として知られる腺ペストが発生

中国・内モンゴル自治区内のバヤンノール市当局は5日、前日に病院から腺ペストが疑われる症例が報告されたことを受け、警報を発令した。

◆世界各地でデング熱の史上最悪の流行

そして、東南アジアでは過去最大級の「デング熱」の流行が起きており、シンガポールでは「過去最悪」になる見込みであることが報られています。3週連続で週単位の感染者数が過去最大を記録しており、過去最悪の流行となると見られています。

◆◆◆動物たちのパンデミック◆◆◆

◆ミツバチのパンデミックによる大量死が世界中に拡大中

世界各地で、ミツバチの大量死や「消失」が続いていますが、その理由は、例えば農薬などが挙げられることが多かったですが、ミツバチが大量死し続けている理由のひとつが、「真菌病原体によるパンデミック」であることが最近わかってきたと報じられています。

◆ウサギのパンデミック

アメリカを中心として、「ウサギの感染症」が爆発的に拡大しています。アメリカ西部の複数の州で、ウサギに感染するウイルス性の疾患が散発的に発生している。もしも感染が拡大し続ければ、米国に生息する数十種類のウサギ全てが壊滅的な打撃を受け、生態系が脅かされる恐れがある。

◆ゾウのパンデミック

アフリカのボツワナで、この 2ヵ月間、「次々とゾウが死に続けている」と報じられています。英国 BBC によれば、これまで 350頭以上のゾウの死体が発見されたとのことですが、原因は不明で、密猟や事故などとは無関係であり、調査にあたった英国の科学者は、「干ばつ以外の原因でこれほどの数のゾウが一度に死ぬのは前代未聞だ」と述べています。

◆魚のパンデミック

米カリフォルニアの養殖場で、今までカリフォルニアでは知られていない細菌により、数万匹のマスなどが死亡したことが、カリフォルニアのメディアで報じられています。症状としては、感染した魚たちは、目が膨らみ、泳ぎが不安定となり、皮膚が黒ずみ、腹部が腫れて、そして死亡します。

検査の結果、ラクトコッコス・ガルビアエ(Lactococcus garvieae)という既知の細菌だとわかったのですが、この地域にはないものでした。魚の病理学者たちは、「そもそも細菌がどこから来たのかわからない」と述べています。

いろいろと書かせていただきましたが、今、人間の社会にも、動物たちの社会にも「近年見られたことがなかったような病気の時代」が訪れているようなのです。

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参照:http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=358485

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