コロナショックで経営難の病院。不要不急の患者で稼いでいたことがばれてしまった。

コロナショック、都市封鎖により経済が休止してしまって、非常に困る状況だった。
一方で、空気や水がキレイになり、どれだけ不要な経済で自然を汚しているのかが明らかになった。

コロナショックで一番リスクだと言われたのが、「医療崩壊」だ。

コロナに感染して重症者が急増して患者を収納できるベットが足りなくなると、救える命も救えなく成ってしまうという状況だ。

コロナの自粛期間は、不要不急以外は外出しないでくださいと言われた。
病院はコロナ患者がいると感染するかもしれないし怖いので多くの通院者も、病院にもいかなくなった。

そのおかげで、病院が赤字でつぶれだしているという。
うがって考えると、病院は不要不急の通院患者で、稼いでいたともいえる。
日本の病院はベットの稼働率を最大限に上げるので稼いでいるらしい。90~95%以上の稼働率を目指すそうだ。もしそうなら、感染患者が急増したら病院のベットが足りるわけがない。

つまり日本の病院は、不要不急の患者に外来してもらい、ベットは満杯を目指して入院してもらい医療費をたんまりと稼ぐシステムなのだ。

コロナでの不要不急の外出禁止で、薬は3か月分まとめて出せるようになった。(以前は長くても1か月) 患者は薬局にも通わなくなったらしい。
3か月分買ってもらったのだから、薬局の収入は減らなくてよかったねと、知り合いの薬局に話したら、実はそうではないらしい。薬の販売もあるのだが、それ以上に処方箋の枚数で収入が加算される(技術料なのだろうか)。これが1/3に減ると大きく収入ダウンになるそうだ。

コロナショックで分かったことは、さほど必要でもない不要不急の高齢者に頻度高く通院して、薬局にも通ってもらうことで病院や薬局が稼いできた事実だ。

医療費が高いってこのような仕組みだったのだ。

経営難となった病院を救ってほしいという記事がありました。
確かに病院は大切ではありますが、そもそも今までの儲け方がゆがんでいることを直視してほしいと思います。
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■医療の値段 平時の対応 有事の対応 大きな変化を

blogosより

今回のコロナウイルス関連で、今の日本の医療においても大きな変化が起きてます。
そう今の医療報酬体系では病院が経営上厳しいのです。

>苦境の要因は、患者数の減少だ。
4月の外来の初診患者数は1年前と比べて4割減。コロナ患者を受け入れた病院では4月の病床利用率が67・1%と1年前より10ポイント以上落ち込んだ。
正直今まで通院していた患者はどうしたのという感じです。そう不要不急だったのかな。
>厚生労働省は4月からコロナに対応した診療報酬を増やしたが、損失を埋め切れていない。

>新型コロナ感染者を受け入れた病院の経営が急激に悪化しているため、4月に報酬を倍増させた特別対応を強化して感染の再拡大に備える。
付け焼き刃のように診療報酬も変わっています。ただ重症者もですが、発熱外来含む軽傷者対応の値段をしっかり詰めておかないと、結局受け入れ病院が拡がらず、儲からないからとどこも手をあげてくれないのです。そして第2波に対応できません。

今回の事象を分析してください。新型コロナウイルス疑い患者を受け入れると
1 風評被害含めて一般患者数が減る
2 人手がかかり、その他の患者受け入れが減る
3 手術含めて高点数患者が減る
4 病床を空けていなければならず利益が出ない

コロナに対しては、自衛隊の活用、専門病院の構築、医師会、開業医で行う発熱外来、検査体制含めて全体計画が必要です。そしてそれを利益が出るようにする必要があるのです。もちろん値段を決めて公的に落とし込むという方法もありです。(危険手当て等の割増で)

今回オンライン診療開始含めて生活習慣病の患者の対応を変化させる可能性が出てきました。今の開業医含めて地域医療構想を根本的に考えなければいけないのでしょう。そしてそれは各地域ごとに決めていく必要があります。どこまでを保険で行うのか。自由診療で行うのか。PCR検査もその範疇で考えていいのかなと個人的には考えてます。

参照:http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=357194

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