「indeep」より抜粋です リンク
『インドの科学者たちが発表した「新型コロナウイルスの中に存在するHIV要素」を中国やフランスの科学者たちも発見。それにより、このウイルスは「SARSの最大1000倍の感染力を持つ可能性がある」と発表』
◆このような自然の突然変異は可能なんだろうか
記事を見てみれば、もう1ヶ月ほど前にもなるのですが、インド工科大学の科学者たちが遺伝子解析の中で、「新型コロナウイルスに HIV (エイズウイルス)のタンパク質が挿入している」ということを見出したことに関しての論文について、以下リンクの記事で取りあげたことがありました。
いろいろと非難や反論が殺到する中、その後、インドの科学者たちは、理由を明らかにしないまま、「論文を撤回」しました。
しかし、「 HIV のタンパク質のようなものが挿入している」ことは事実であるわけで、何も論文を取り下げることもないのになあ…とは思っていたのですが、今日、香港の大手メディア「サウスチャイナ・モーニングポスト」が、
●「中国人科学者たちが、新型コロナウイルスに HIV の要素があることを発見」
したことを報じ、続けて、フランスのマルセイユ大学の科学者たちも、新型コロナウイルスに HIV の要素が存在していることを見出しています。発見した中国の科学者は「突然変異だ」と述べていて、サウスチャイナ・モーニングポストも、「あくまで自然での突然変異」と解説していますが、それはともかく、このウイルスが HIV の性質を持ったために獲得した「力」は何かというと、
◆「並外れた感染力」
なのでした。研究者たちによると、HIV の性質を獲得したために、新型コロナウイルスには「 SAR の 100倍から 1000倍の感染力がある可能性」があることがわかったと記されています。リンク
新型コロナウイルスが、SARS など他のコロナウイルスと比較して、爆発的な感染力を持つ理由がようやくわかりました。
ちなみに、SARS は 2002年11月から約 8ヵ月で 8237人が感染しました(死者 774人)。
それに比べますと、新型コロナウイルスは、WHOにより、このウイルスが国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態に指定された 1月30日からの約1ヶ月だけでも感染者数が 8万人を超えています(死者 2800人)。
新型コロナウイルスは、致死率は SARS よりはるかに低いですが、感染力が並外れているために、あっという間に感染数も死者数も SARS とは比較にならない数に膨れあがっています。
◆「その原因は HIV」
その原因は HIV にあったようです。HIV の要素がコロナウイルスに取り込まれたことで、細胞の受容体とウイルスの「結合」がより強くなったということのようです。新型コロナウイルスが、SARS など他のコロナウイルスと比較して、爆発的な感染力を持つ理由がようやくわかりました。
ちなみに、SARS は 2002年11月から約 8ヵ月で 8237人が感染しました(死者 774人)。それに比べますと、新型コロナウイルスは、WHOにより、このウイルスが国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態に指定された 1月30日からの約1ヶ月だけでも感染者数が 8万人を超えています(死者 2800人)。
新型コロナウイルスは、致死率は SARS よりはるかに低いですが、感染力が並外れているために、あっという間に感染数も死者数も SARS とは比較にならない数に膨れあがっています。
HIV の要素がコロナウイルスに取り込まれたことで、細胞の受容体とウイルスの「結合」がより強くなったということのようです。
このような「突然変異」がどうして起きたのかはわかりようがないですが、多くの科学者たちが、以前から新型コロナウイルスには人為的に手が加えられてる証拠は見つからない」と述べていますので、自然界でそうなったのでしょう。そんな可能性があるのかどうかはわからないですが、大自然はなんでもできるという感じでしょうか。
◆感染性がずば抜けて高い
いずれにしても、「新型コロナウイルスは感染性がずば抜けて高いことが科学的にも認められた」ことになります。
イベントやコンサートも各地で中止や延期となっている他、実施されたイベントでもガラガラのものも多いようです。大流行が起きている韓国では、先週末に、すでに「映画館が、ガラガラ」と報じられていましたが、その後に感染者が急激に拡大しましたので、今はさらに閑散としている可能性があります。
こういうことが世界中で起きているはずで、イベントやコンサートから、祭りやカーニバルなども中止となっていまして、そして、「いつ再開できるのかがよくわからない」というのが困ったところでもあります。ちなみに、中国では、2月2週までの車両販売が、前年比 92%の減少だと発表されています。
◆揺らぐ世界経済
各国で相当なダメージを受けることになりそうです。そして、仮にこの先、中国以外の国でも地域の隔離・封鎖などが始まれば、このような影響が世界的なものになっていくのかもしれません。
世界の様子が変わっていく渦中に私たちはいます。
参照:http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=354203