武漢で1月21日から22日にかけて調査を行った重症急性呼吸器症候群(SARS)専門家で香港大学教授の管軼(グアン・イー)氏は、現地メディアの「財新」の取材に対して、「保守的に見積もっても、今回の感染規模はSARSの10倍以上だろう。武漢は既に制御不能だ」と語った・・
管氏は2003年にSARSが爆発的に流行したとき、感染源を市場の野生動物と突き止めて政府に対策を進言、一層の感染拡大を防いだことで知られる。
今回の新型肺炎では1月15日に香港メディアに対し、「あと数日新規患者が出なければ、封じ込めに成功したと判断できる」と述べ、楽観的な姿勢を見せていた。当時、患者は武漢市内だけで確認され、患者数は41人で止まっていた。
管氏は患者が一気に増え、感染が他都市にも飛び火した21日に調査のため武漢入り。最初に野菜市場を視察した。
・話題となっている 武漢の報道
【動画】 「誰も引き取りにこない死体」 病院の廊下に横たわる遺体、武漢の病院はもうノーコントロールか#武漢https://t.co/HtYsEgLE05
— 銃とバッジは置いていけ (@oiteike) 2020年1月25日
管氏は「市場は年越しの買い物をする多くの人でにぎわっており、私はまずその光景に驚いた。市場の地面は湿っており、風通しも良くなかった。それなのにマスクをしている人は1割もいなかった」と述べた。
その後、市内を見回った管氏は、武漢の新型肺炎が既に制御不能な状態だと判断、22日の航空券を買った。
「SARS、鳥インフルエンザの現場を数多く経験した百戦錬磨の私でも、逃亡兵になるしかなかった」
管氏は、「政府が新型肺炎の封じ込めに全力をあげると声明を出し、現地は厳戒態勢をとっていると想像していたが、全くそんなことはなく、危機感は感じられなかった。庶民は感染症対策よりも新年の準備を優先していた。何とかわいそうだと思った」と語った。
管氏は、感染源の特定について、「(初期の患者の感染源とみられる)華南海鮮市場は閉鎖、洗浄され、痕跡が消えている。動物をたどるのは難しく、ウイルスを運んできた元凶を探すのは無理だった」と述べた。
(source: BUSINESS INSIDER JAPAN – 「新型肺炎の感染規模はSARSの10倍」香港の専門家、「武漢はすでに制御不能」と絶望)
・対応に当たっていた医師が死亡
中国 新型肺炎で医師が死亡 #nhk_news https://t.co/czd4tutR9s
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年1月25日
中国の国営メディアによりますと、新型のコロナウイルスの対応にあたっていた湖北省・武漢の病院に勤務する62歳の医師が死亡したということです。この医師について別の共産党系のネットメディアは、耳鼻いんこう科の医師で、今月16日に症状が出て、25日朝、亡くなったと伝えています。
・中国はなぜもっと早急に対応しなかったのか?全く教訓が活かされていないです。全世界に感染が拡大しない事を祈ります。
・潜伏期間が1週間で
>武漢在住の女性が咳や熱があるのに薬で抑えてフランスに入国、SNSで報告し非難が殺到している。>日本で2例目
こういう旅行者がいると拡散されてしまう
・他人や社会に対する配慮より、自分の欲求に素直な国民性が感染を拡げていると思う。
政府も正確な情報を発信してきたとは思えない。
名を捨てて実をとる対策が急務だ。・昨日の事ですが、
近所のイオンモールへ、インフルエンザ予防のためにマスクとOS-1の予備を買いに行くと、
中国人1家族と香港人1家族(私は中国語が少し話せるので、話し掛けられて分かりました。)が、日本製マスクを爆買いしていました。
目の色を変えて奪い取るようにレジカゴへと入れていく様子には、一緒に行っていた子供と顔を見合せひいていました。・朝のニュース映像では、武漢市の病院に患者が殺到。
比較的軽い人は病院に行っているようだが対応ができる感じではなく、重傷者においては自宅にいる状態で病院に連絡しても断られると報じていた。その数も多数の模様とも。
感染力はかなり低いため、WHOは緊急事態の宣言はしなかったようだが、香港の専門家との認識の違いが更なる拡大に拍車がかからなければいいが。
日本も人から人への感染が疑われることがあれば、国内の様相はガラッと変わるだろう。
国には自治体や企業に対して、緊急のステージまでの対応策を、随時更新し発信してもらいたい。・日本と違いせっかくの社会主義国なんだからもっと早くコントロールできたろうにもったいない。ここで国民性とか語るのはナンセンスだと思うよ。単純にコロナウィルスが広まった時の経済損失と、春節大移動を強制的に止める経済損失のどちらが大きいかを比べて判断すべきだった。
・こうした正確な情報はありがたいです。
日本では今日から中国人が多く来日する。
武漢からは移動閉鎖前に4万人は出て行っているそうです。
この人たちはどこへ行くのだろう。・1100万人の大都市を封じ込めるのは基本無理。
今回のことがまだ終息したわけではないが、新型の強毒性の感染症が現れた時の対応の仕方をしっかり学んでおくべきだ。・10年ちょっと前の新型インフルエンザ騒ぎ同様、サーモグラフィレベルの形式的な水際対策で日本国内へのウィルス侵入を阻止する事は不可能でしょうね。