奴隷意識を抜け出す・・・意識は変えようと思えば今日にでも変えることが出来る。 そして逆説的に言えば最も難しいことを提案しているともいえなくない。

奴隷意識を抜け出す
 
意識は変えようと思えば今日にでも変えることが出来る。
そして逆説的に言えば最も難しいことを提案しているともいえなくない。
なぜなら具体的な各論について物事を変えるより、人間の意識そのものを変えるほうがよほど難しいからである。
特に自分が先に変わるというのは、グーミンや日本人にとってよほど難しいことであるらしい。
 
結局のところ人間は変われないしかわるかわらない以前に、地球とか次世代とか自然とかなんでもいいが、そういうことを真剣に考えるでも社会を変えようとでもしていないことがわかる。
しょうがないと拒絶するだけの者、わかったフリをして行動しない者、わかっていても変えようとはしない者、わかって優越感に浸りながら斜に構えるだけの者、現実はそう簡単にはいかないとアホらしい中庸論をかます者、すべて同じ地球のゴミなのだろうが捨て場所さえないのが現状だ。
 
そうはいっても人間は自分を変えるということをやり続けるよりない。
自分の意識を常に逆転させ自分自身を成長させ、自分自身の成長が社会の変革へとつながっていく。
2014年までは情報を集めることに多くの人が終始していたように思える。
私もSNSをうまく使い著書もたくさん書いたので、まさにそれをひしひしと感じた。
しかしネットを見ている人たちにとっても、そのような情報を集めるような状況は終わっただろうと思う。
 
私たち日本人はいまや完全なる奴隷と化してしまった。
自分が奴隷でないと思っている人もまた奴隷であり、私も奴隷であり税金を払っている段階で奴隷であり、家賃を払っている段階で奴隷であり、この本を読んでいる段階で奴隷であり、政治でも経済でも何かしら期待している段階で奴隷である。
そして日本人はすでに普通ではないのにいつも普通ばかりを求めている。
それこそが最も異常であり、日本人が他人と違うことを拒絶することにこそ奴隷意識の根幹は存在する。
 
奴隷の心は閉ざされた心でしかなく、決してどんなにお金があろうが交友関係が広かろうが地位が得られようが、決してそれは人間としての本質的欲求を満たすことはない。
自分の責任を自覚し世界に感謝し世界の意図が見えれば、自分の狭い正義を訴えることが無意味だということを見出し、真の意味で大事なことはなんなのか思い浮かべることが出来るようになるだろう。
 
もしそうなれば日本人は不必要なものをいかようにも捨てることができるようになり、権威や常識や体裁が日本人の充実を妨げることを知り、この世界が虚像であることに気付くことが出来るだろう。
それが奴隷意識から根本的に抜け出すためには何より必要なことである。
よく批判やダメだしはいいがではどうするかという話をされる。
だいたいそんなこと書いたり言ったり、政府に期待したりしてる段階で究極的なまでに依存症なのである。

参照:https://www.facebook.com/satoru.utsumi/posts/2736808423069560

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