「ハンパな優等生」が職場で嫌われる4大理由

就職活動の場面は「買い手市場」と「売り手市場」を反復していますが、
高偏差値の大学出身の人材が「ハンパな優等生」いわゆる使えない人材として社会に多くいます。
勿論そういった大学卒にも優秀な人はたくさんいます。
ですがなぜ、学校では優秀だった人材がしゃかいに出ると「半端者」となってしまうのでしょうか。

【1】 自分にとって「余計なこと」をしようとしない
【2】「創造力」があっても「想像力」が欠けている
【3】周りに助けを求められず、自分で抱え込む
【4】会議では「意見」を言わず、「解説」ばかりしている

これらの4大理由について引用分ではなるほどと感じるポイントが挙げられています。

以下引用抜粋
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25年前に新卒社員の一般公募を始めて以来、延べ1万人以上の学生たちを見てきた。この間、新卒の採用は、「買い手市場」と「売り手市場」を繰り返してきたわけだが、「斜陽産業」と言われて久しい出版の、それも決して大きくない弊社にも、いまだに「高偏差値大学からの応募者」は後を絶たない。

それはありがたいことなのだが、必ずしももろ手を挙げて歓迎してばかりはいられない。気をつけないと、「ハンパな優等生」が職場にあふれてしまうことになるからだ。

「本当に優秀な人」ならいい。やっかいなのは、「ハンパな優等生」だ。つまり、「セルフイメージと実力が合ってない人」。
「本当に優秀な人」ほど「セルフイメージ<実力」なのに対して、「ハンパな優等生」は「セルフイメージ>実力」であることが大半だ(内心、自信がないから、「身の程に合わない優越感」をもっているのかもしれない)。

「ハンパな優等生」は、仕事の能力が伸びないだけでなく、周囲からも嫌われる。その主な理由を、私自身の三十余年の観察から4つ挙げてみよう。

中略

かつて、高度成長期は「ハンパな優等生」が大量にいればよかった。大量生産の時代は、前例に従い、そのとおりに迅速に、ミスなくできる人材がたくさんいればよかった。

しかし、イノベーションが求められる今は違う。「今ないもの」「今あるものから外れているもの」「今あるものを超えるもの」を夢想し、見つけ出し、創り出す力が求められている。そういうある意味、「異端の人材」が求められている。

これからは「ハンパな優等生」は必要ない。今、必要なのは、オールラウンドな「本当に優秀な、ハンパない優等生」か、そうでなければ、ある分野においてのみ知識と情熱が突出している「ハンパないオタク」のいずれかだ。

そういう人が、「今ないもの」「今あるものから外れているもの」「今あるものを超えるもの」を夢想し、見つけ出し、創り出していけるのだと思う。

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参考引用:東洋経済ONLINE 「「ハンパな優等生」が職場で嫌われる4大理由」 より
リンク

参照:http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=351207

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