親が自分の子どもにしてはいけないことの代表格が、「しなさい」という言葉を投げかけること、そして「してはいけない」という言葉を投げかけること


 
親が自分の子どもにしてはいけないことの代表格が、「しなさい」という言葉を投げかけること、そして「してはいけない」という言葉を投げかけること、これは真弓定夫氏に言葉です。
これは世の中の親でできている人はおそらくいないでしょう。
しかし減らすことは可能であり、そのためには親の発想を完全に変える必要があります。
子どもは親の言う通りには決してならないとよく言いますが、まさに親のする通りになるのです。
 
あなた方の子どもに何か問題があるなら、それはあなた方が常に問題だからです。
「子供は親の背中を見て育つ」は伊達でも何でもありません。
「鏡は先に笑わない」という有名な言葉があります。
あなたが笑えば子どもは笑うでしょう。
時に怒ることも必要でしょう。
しかし子どもたちは真に怒られるべき時は必ず納得します。
納得し続けないのはあなた方の怒る理由が間違っているからです。
 
「子育て四訓」と呼ばれる有名な四か条があります。
これは、市内の中学校長や市教委の委員長などを歴任した緒方甫さんが、長年の教育経験を基にまとめた子育てに必要な四か条だそうです。
その内容は、
(1)乳児はしっかり肌を離すな
(2)幼児は肌を離せ 手を離すな
(3)少年は手を離せ 目を離すな
(4)青年は目を離せ 心を離すな
 
というもので、子どもが成長する段階ごとに親や周囲の大人たちが心掛けておかなければならないものが、端的に表現されています。
躾は身を美しくすると書きます。
体罰うんぬんがよく議論されていますが肌で感じなければいけない時もあります。
ストーブに触ったりや危ないことをしようとすれば、手をたたいて同じようなことになるというイメージを教えるのは一つの手段です。
もうそういう時代は喪失されてしまいましたが、その結果日本人がここまで堕落してしまったことを忘れてはなりません。
 
ちなみに皮肉として現代の教育法をまとめると
(1)乳児はしっかり肌を離せ(抱き癖は面倒だし)
(2)幼児は肌を離さず手を離せ(怪我したら他人のせいにしよう)
(3)少年は手を離さず目を離せ(見えないところで悪さをしなさい
(4)青年は目を離さず心を離せ(監視下において奴隷化しなくちゃ)
(5)大人は心を離せ 財布を離すな(=相手に感情移入しては行けない。相手の財布の紐だけ考えろ。) だそうです。

参照:https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=670539900101267&id=100014357893194

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