文春オンライン 12月19日号 安倍首相補佐官と厚労省女性幹部が公費で「京都不倫出張」
不倫に関しては、リンク先を読んでください。
私が気になるのはこの部分。ーーーーーー
…… 内閣官房の健康・医療戦略室のナンバー2である大坪氏は、山中教授が中心になって進めているiPS細胞の備蓄事業について、国費投入の削減を突如打ち出し、「日本の医療戦略を混乱させている」(厚労省関係者)との批判があがっている。官邸・霞が関に大きな影響力を持ち、健康・医療戦略室の室長である和泉補佐官が、部下の大坪氏との不倫関係によって、公平であるべき行政を歪め、「私物化」していないのか、今後、説明が求められそうだ。
12月12日(木)発売の「週刊文春」では、二人が京都で山中教授に要求したiPS細胞研究の予算削減案、大坪氏が和泉氏の威を借りて関係各所の人事や予算に介入した疑惑、そして山中教授が「週刊文春」の直撃に語った「オープンな場で健康・医療政策の意思決定を行うべき」などについて6ページにわたって特集している。
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和泉首相補佐官といえば、安倍首相の最側近であり、スガ長官の子飼とも言われる。
加計問題では前川前次官を恫喝した人でもある。以前から政府がiPS研究の研究費を廃止するという話が話題になってる。
どうしてアベ政権はわざわざ国益を損なうようなことをするのか、大いなる謎だ。厚労省・医系技官の大坪寛子氏が、京都で山中教授に研究費削減の話をしたということなのだが、同席してた和泉氏は休暇中だったというのだから、気持ち悪い話だ。
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第1回 「山中伸弥教授を恫喝」
薬経バイオの本年8月の記事が衝撃的だ。広く拡散され、筆者の手元にもある。「厚労省・医系技官が山中教授を恫喝」(薬経バイオ2019年08月29日)である。医薬経済社が提供する配信ニュースRISFAXの一部であり、本来なら有料会員のみが読める記事であるが、公益の観点から全文引用することをお許しいただきたい。
–引用ここから–
日本の科学技術史上の至宝であるiPS細胞の周辺がにわかにきな臭くなっている。震源地は1人の医系技官である。
その名は大坪寛子氏。大坪氏は今年7月から厚生労働省大臣官房審議官(科学技術やナショナルセンターなどを担当)を務めているが、それ以前は内閣府に出向し参事官の地位にあった。参事官としての担当分野は日本医療研究開発機構(AMED)など。つまり大坪氏は、国によるライフサイエンス分野への補助金の差配に大きな影響を持つ立場にあったのだ。
大坪氏は8月初旬、京都大学を訪問し、iPS細胞の発明者でノーベル賞受賞者の山中伸弥教授(iPS細胞研究センター長)と会談した。この会談のテーマはiPS細胞ストックだった。iPS細胞ストックとは、再生医療向けの高品質なiPS細胞をあらかじめ作成しておき備蓄しておくサービス。iPS細胞を利用して再生医療を提供したい企業や医療機関に、iPS細胞ストックから備蓄していたiPS細胞を提供する仕組みである。
iPS細胞ストックは現在、京都大学iPS細胞研究センター(CiRA)の一部門であるが、これを公益財団法人として大学外に切り出す方針が決まっている。iPS細胞ストックのサービスはビジネスに直結しており、大学内で抱えるには無理な面が目立ってきたためだ。
山中教授と大坪氏の会談で意見が対立したのが、財団法人化後のiPS細胞ストック関連予算についてである。大坪氏は、財団法人化後は関連予算をほぼゼロにする方針を主張。これに対して山中教授は、一定期間をおいて段階的に予算を減らすことを希望したとされる。いきなり予算がなくなると、多くの任期付き職員をクビにしなければならないからである。
2人の議論は徐々にヒートアップ。大坪氏は財団法人の甘い収支見通しを厳しく批判する意見を述べるとともに、「iPS細胞の研究には10年間で1000億円以上の補助金が国から支給されることになっているが、そんなものは私の一存でどうにでもなる」と恫喝とも思える発言もあったという。
これに激怒した山中教授は、会談の内容を文部科学省ライフサイエンス課に通報。同課が事態収拾に動き始めたことで、多くの関係者が事実を知ることとなった。
一官僚に過ぎない大坪氏が国民的ヒーローである山中教授にここまで強気の態度に出られるのは、大坪氏が和泉洋人首相補佐官の寵愛を受けているからだ。国土交通省出身の和泉氏は、第2次安倍政権発足直後から首相補佐官に起用されており、首相の最側近の1人とされる。
大坪氏は以前から、桁違いの研究費を投入しているにもかかわらずなかなか実用化に到達しないiPS細胞を苦々しく思っていたようだ。iPS細胞関連予算への厳しい対応がiPS細胞ストックにとどまればまだ影響は限定的だが、その他のプロジェクトの予算に波及する可能性を関係者は懸念している。
–引用ここまで–
この内容だけでも十分衝撃的であるが、ここには重大な事実が書かれていない。実は、山中教授と大坪氏が激論を交わした現場に、「大坪氏が寵愛を受けている」和泉総理補佐官本人も同席していたのだ。健康・医療戦略室の室長である和泉氏と次長の大坪氏が山中教授を「恫喝」していたことになる。
他にも不可解なことがある。和泉補佐官はこの日、8月9日(金)は休暇を取っていたというのである。山中教授との「打ち合わせ」は公務ではなかったとでもいうのか。山中教授のiPS細胞ストック事業については年末の予算編成に向けて調整が進んでいるが、全く予断を許さない。大坪次長の「一存でどうにでもなる」iPS予算がどう決着するのか。文科省は、そして政治家はどう判断し、どう行動するのか。勝負の行方が数字として明らかになるのは近い。
日本の医療研究開発が歪められている。
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いったい全体、アベ政権はどうなってるのだろう?
安倍首相の最側近である和泉氏の愛人の官僚の一存で、iPSの研究費が「どうにでもなる」ってねぇ?
モラル破壊が激しすぎる。というか、iPSの研究費をケチりますかねぇ?
そんなことしてると、日本の宝を海外に奪われますよ。
山中教授なら引く手数多でしょうから。もう、官僚幹部まで腐ってるね、アベ政権。病巣は深い。
和泉首相補佐官といえば、前川喜平氏に「総理は自分の口からは言えないから、私が代わりに言う」と発言した男だが、今回の京都出張の目的が、山中伸弥氏へのiPS細胞研究の予算削減要求というから唖然とする。にしても菅長官の側近3人(菅原・河井・和泉)を瞬殺した文春は神業https://t.co/oin88gdC5K
— 盛田隆二 (@product1954) December 11, 2019
週刊文春で話題の
和泉洋人・首相補佐官。
加計疑惑で下のような役割を果たした。#東京新聞 2018年7月30日朝刊 pic.twitter.com/eWWA29zAKJ— 東京新聞労働組合 (@danketsu_rentai) December 11, 2019
しかし、文春にリークしてるのは誰なんでしょうね。
政権内部で足の引っ張り合いだったりして….
くわばら、くわばら ((((;´・ω・`)))