活性酸素・・・電離放射能により、活性酸素の最終形であるヒドロキシラジカルが、いきなり、ダイレクトに、直接、直ちに、発生します。 これが、放射能の唯一性、最大の特色です。

活性酸素
 
電離放射能により、活性酸素の最終形であるヒドロキシラジカルが、いきなり、ダイレクトに、直接、直ちに、発生します。
これが、放射能の唯一性、最大の特色です。
他の要因(喫煙、飲酒、ストレス、肥満、野菜不足、紫外線、排気ガス、過労などなど)は、活性酸素の中間系を創り出しますので、サプリメント等が効く可能性がありますが、放射能に関しては、一切ありません。
発生と同時に、細胞膜、遺伝子を傷つけます。
 
その短時間は、何の対応も許容しません。
発生した時には、終わっている。
まさに、アベシ、です。
放射能以外でこれが発生するには、強い紫外線あるいは、重金属の存在が必須となります。
 
以下は『Atomica』「放射線のDNAへの影響」からの引用。
生体の約80%は水でできているので、電離放射線の照射によって反応性の高いOHラジカルをはじめとするいくつかの活性種(水和ラジカル、Hラジカル、H2O2。注:便宜的に以後『活性酸素などの遊離基』)が生成し、これらがDNAと化学反応を起こし損傷を引き起こす。
これが間接作用である。
 
以下は「活性酸素」からの引用です。
体内で取り込まれた酸素から発生する活性酸素以外に外的な要因で発生する活性酸素もある。
紫外線や放射線などが細胞に照射されると細胞内に活性酸素が発生するのが知られている。
これを利用したものに、癌治療として放射線治療などが有名である。
 
以下は(『Newton』2008年10月号「核融合の夢」)から。
放射線が直接,生体分子を傷つける場合もあるが,間接的な影響の方が一般的には大きいという。
放射線が水分子を分解し,「活性酸素」を生じさせ,この活性酸素が生体分子を傷つけるのだ。
この活性酸素などの遊離基処理のためにビタミンCをはじめとする抗酸化物質が消耗しつくされることが、被爆による鼻血の原因。
 
以下は「抗酸化物質」からの引用。
抗酸化物質(こうさんかぶっしつ、antioxidant)とは、抗酸化剤とも呼ばれ、生体内、食品、日用品、工業原料において酸素が関与する有害な反応を減弱もしくは除去する物質の総称である。
特に生物化学あるいは栄養学において、狭義には脂質の過酸化反応を抑制する物質を指し、広義にはさらに生体の酸化ストレスあるいは食品の変質の原因となる活性酸素種(酸素フリーラジカル、ヒドロキシルラジカル、スーパーオキシドアニオン、過酸化水素等)を捕捉することによって無害化する反応に寄与する物質を含む。
 
この反応において、抗酸化物質自体は酸化されるため、 抗酸化物質であるチオール、アスコルビン酸(タコ注:ビタミンC)またはポリフェノール類は、しばしば還元剤として作用する。
(中略)
酸素が関与する酸化反応は生命にとって極めて重要であるが、(中略)生体でもそうだし、精肉など食品でもそうだが、酸素は活性酸素プロセスを通じて周囲の水、不飽和脂質、その他の容易に酸化される生体物質に対して変質や不都合な化学反応を引き起こす。
この場合の活性酸素プロセスはラジカル連鎖反応であり、生体内で最も豊富に存在する水を起点として連鎖的に他の物質をラジカル化し(詳細は活性酸素に詳しい)、発生した過酸化脂質あるいは過酸化脂質ラジカルは周囲の生体物質とさらに反応して細胞膜やタンパク質を変性させたり DNA切断を引き起こすなど、細胞に損傷を与える。
 
このような生体反応は酸化ストレスとして知られており、細胞損傷や細胞死の原因の一助となる。
(中略)
□活性酸素種と抗酸化物質 活性酸素種は細胞において過酸化水素 (H2O2) およびヒドロキシラジカル(·OH) とスーパーオキシドアニオン (O2−) のようなフリーラジカルを形成する。
(中略)
これらの酸化物質は化学的連鎖反応を開始させることにより脂肪やDNA、タンパク質を酸化させ細胞を損傷させる。
DNA修復機構は稀な頻度で修復ミスを発生するので突然変異や癌の原因となり、タンパク質への損傷は酵素阻害、変性、タンパク質分解の原因となる。
ゆえに何でも起こってしまう、総称としてのSLIRとなってしまう。
 
Syndrome of long-living incorporated radioisotopes. その記述が、チェルノブイリ、ロシア、ベラルーシ、ウクライナ、ドイツ、ノルウェー、イタリア、オーストリアに数万のオーダーで集積しています。
SLIRは生体に放射性セシウムが取り込まれた場合に生じ、その程度は取り込まれたセシウムの量と時間で決まる。
そして、その症候群は心臓血管系・神経系・内分泌系・免疫系・生殖系・消化器系・尿排泄系・肝臓系における組織的・機能的変異によって規定される。
SLIRを惹起する放射性セシウムの量は年齢、性別、臓器の機能的状態により異なる。
 
小児の臓器と臓器系統では、50Bq/kg以上の取りこみによって相当の病的変化が起こり始める。
10Bq/kgを超える濃度の蓄積で心筋における代謝異常が起こり始める。
ベラルーシで医療活動を行った長野県松本市長の菅谷昭(外科医)は、バンダジェフスキーの論文を読み、『ベラルーシにいる時に心臓血管系の病気が増えていることを不思議に思っていましたが、この(バンダジェフスキー)論文で納得しました。
解剖した結果ですから、非常に信頼性が高い。
がんもさることながら今後は福島の子どもたちの心臓が心配です』と発言した。

参照:https://www.facebook.com/kitigaii/posts/2676109879341897?__tn__=-R

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